2月25日は、日本のビール文化に深く関わる記念日や、家族への感謝を改めて考える日が制定されています。
また、歴史を振り返ると、国際的な政治変動や国内の大規模な土木工事の完成など、社会に大きな影響を与えた出来事が起きた日でもあります。
寒さが少しずつ和らぎ、春の足音が聞こえ始めるこの時期に、過去の出来事や記念日を通じて、日々の生活に彩りを添えてみてはいかがでしょうか。
ここでは、2月25日を象徴する代表的な記念日について、その由来や楽しみ方を詳しく解説していきます。
知っておくと会話のネタになるような、興味深い情報をお届けします。
2月25日は何の日?代表的な記念日・イベント
ヱビスの日
2月25日は、サッポロビール株式会社が制定した「ヱビスの日」です。
この記念日は、1890年(明治23年)の2月25日に、ヱビスビールの前身である「恵比寿ビール」が初めて発売されたことに由来しています。
100年以上もの長い歴史を持つこのビールブランドは、日本のプレミアムビールの先駆けとして多くの人々に愛され続けてきました。
記念日が制定された目的は、ヱビスビールの魅力をより多くの人に知ってもらい、その長い歴史と伝統に触れるきっかけを作ることです。
発売当初、このビールはドイツ人技師によって醸造され、本場の味を日本に届ける本格的なビールとして評判を呼びました。
当時の工場があった場所は、ビールの名前にちなんで後に「恵比寿」という地名になり、現在では駅名にもなっています。
一企業の製品名が地名にまでなった稀有な例であり、ヱビスビールが地域や文化に与えた影響の大きさを物語っています。
毎年この日には、ブランドに関連するイベントやキャンペーンが行われることが多く、ビールファンにとっては見逃せない一日となっています。
特別なヱビスビールを味わいながら、明治から続く日本のビール史に思いを馳せてみるのも一興です。
親に感謝の意を表す日
2月25日は、「親に感謝の意を表す日」でもあります。
この記念日は、愛知県に本社を置くメモリアルギフトの販売会社、有限会社オヤノミコトによって制定されました。
日付の由来は、「2(ふ)2(ふ)5(ご)」で「笑顔(ニコニコ)」と読む語呂合わせによるものです。
親と子の双方が笑顔になれるような関係を築き、感謝の気持ちを伝えるきっかけの日として定められました。
日々の生活に追われていると、最も身近な存在である親に対して、改まって「ありがとう」と伝える機会は意外と少ないものです。
特に、進学や就職で実家を離れて暮らしている場合、連絡を取ることさえ疎かになってしまうこともあるでしょう。
この記念日は、そんな私たちに、親への感謝を言葉や行動で示すための背中を押してくれます。
プレゼントを贈るという形式的なことだけでなく、電話をかけたり、メッセージを送ったりするだけでも十分な親孝行になります。
制定者の願い通り、親も子も笑顔になれるような温かいコミュニケーションが、この日をきっかけに全国で生まれることが期待されています。
家族の絆を再確認する日として、大切にしたい記念日の一つです。
2月25日に制定されたすべての記念日・イベント一覧
海外・国際的に定められた記念日
クウェートのナショナルデー(National Day of Kuwait)
中東の国クウェートにおける国民の祝日で、独立と主権を祝う重要な日です。
エドゥサ革命記念日(フィリピン)
1986年にフィリピンで起きた市民革命「ピープル・パワー革命」を記念する祝日です。
クウェートの独立と建国の象徴
クウェートのナショナルデーは、単なる独立記念日以上の意味を持っています。
実際には、クウェートがイギリスの保護領から完全に独立したのは1961年6月19日でした。
しかし、6月のクウェートは酷暑となるため、式典やパレードを行うには気候的に適していませんでした。
そこで、独立の立役者であるアブドゥッラー・サリム・サバーハ首長が即位した日である2月25日を、国民の祝日として統合することになりました。
この日は、街中が国旗の色である緑、白、赤、黒の装飾で彩られ、盛大な花火やコンサートが開催されます。
クウェート国民にとっては、自国のアイデンティティを確認し、平和と繁栄を願う最大のお祭りとなっています。
湾岸戦争時のイラクによる侵攻と、その後の解放という苦難の歴史を経ているからこそ、主権国家としての記念日は国民にとって深い感慨を呼ぶものです。
現在では、近隣の湾岸諸国からも観光客が訪れるほど、賑やかなイベントとして定着しています。
日本国内で定められた記念日
ヱビスの日
サッポロビール株式会社が制定。1890年の「恵比寿ビール」発売を記念しています。
深良用水完成の日
1670年(寛文10年)のこの日、箱根・芦ノ湖の水を静岡県側に引くトンネルが貫通しました。
夕刊紙の日
1969年(昭和44年)のこの日、日本初の駅売りタブロイド判夕刊紙『夕刊フジ』が創刊されました。
ひざ関節の日
「2(Knee)2(Knee)5(Go)」の語呂合わせで、キューピー株式会社が制定しました。
225の日
日経225(日経平均株価)にちなみ、個人投資家に先物取引などを知ってもらうために制定されました。
親に感謝の意を表す日
「2(ふ)2(ふ)5(ご)=笑顔」の語呂合わせで、親子の絆を深める日です。
江戸時代の驚異的技術・深良用水の完成
1670年2月25日(旧暦寛文10年)に完成した「深良用水(ふからようすい)」は、日本の土木史における金字塔と言えます。
この用水は、現在の神奈川県にある芦ノ湖の水を、外輪山をくり抜いて静岡県側の深良村(現在の裾野市)へ導くための灌漑用水路です。
当時の深良村は水不足に悩まされており、村の名主であった大庭源之丞らが、箱根山の反対側にある豊富な水源に目をつけたのが始まりでした。
しかし、固い岩盤を持つ山に全長1,280メートルものトンネルを掘ることは、当時の技術では無謀とも思える難工事でした。
工事は両側から掘り進める「拝み掘り」という手法で行われましたが、測量技術も未発達な中で、合流点の誤差はわずか1メートル程度だったと伝えられています。
この驚異的な精度は、当時の職人たちの技術力と執念の結晶であり、現代の専門家をも唸らせるものです。
完成した用水は、荒れ地だった深良村の耕地を潤し、豊かな田園地帯へと変貌させました。
現在でもこの用水は農業用水や発電用水として利用されており、350年以上前の偉業が今なお人々の生活を支え続けています。
2月25日は、このトンネルがついに貫通し、水が流れ始めた記念すべき日として記憶されています。
その他・民間企業や団体が制定した記念日
プリンの日
オハヨー乳業株式会社が制定。毎月25日は「プリンを食べてニッコリ(25)」という語呂合わせです。
天神の縁日
学問の神様・菅原道真の命日にちなみ、毎月25日は全国の天満宮で縁日が開かれます。
とちぎのいちごの日
1月~3月の「いちご」の語呂合わせがある25日(15日という説もあり)に関連して、栃木いちご消費宣伝事業委員会がキャンペーンを展開することがあります。
サラリーマン文化を変えた『夕刊フジ』の創刊
1969年(昭和44年)2月25日、東京の駅売店には鮮やかなオレンジ色の見出しが躍る新聞が並びました。
これが、日本初の駅売り専門タブロイド紙『夕刊フジ』の創刊です。
それまでの新聞は、自宅に配達される大判のものが主流でしたが、夕刊フジは「電車の中で読み切れるサイズ」「サラリーマンの本音に迫る記事」をコンセプトに掲げました。
政治、経済、スポーツ、芸能、そして娯楽情報をコンパクトにまとめた紙面は、高度経済成長期を支える企業戦士たちの心を掴みました。
見出しのインパクトを重視し、短い時間で情報を摂取できるスタイルは、現代のネットニュースの先駆け的な側面もあったと言えます。
「オレンジ色のニクい奴」というキャッチフレーズとともに、仕事帰りの電車内での読み物として定着し、独自のメディア文化を築き上げました。
夕刊紙の日は、日本のジャーナリズムや大衆文化において、新しい情報の伝え方が生まれた日として記録されています。
2月25日に何があった?世界を動かした過去の出来事・事件
2月25日は、独裁政権が市民の力で倒された革命や、戦後の経済混乱を収束させるための通貨切り替えなど、歴史の転換点となる出来事が起きています。
世界・海外の歴史的出来事・事件
フィリピン「エドゥサ革命」の完遂(1986年)
1986年2月25日、フィリピンでは「エドゥサ革命(ピープル・パワー革命)」と呼ばれる無血革命が達成され、歴史が大きく動きました。
この革命は、20年以上にわたってフィリピンを支配していたフェルディナンド・マルコス大統領の独裁政権を崩壊させた市民運動です。
発端は、同月に行われた大統領選挙での不正疑惑でした。
マルコス氏が勝利を宣言したのに対し、対立候補であったコラソン・アキノ氏(暗殺されたベニグノ・アキノ氏の妻)と国民はこれを認めず、抗議の声が高まりました。
マニラのエドゥサ通りには、数百万とも言われる市民が集結し、戦車や兵士の前に立ちはだかりました。
特筆すべきは、市民たちが武器を持たず、祈りや花、そして「人々の力」だけで軍を無力化させたことです。
カトリック教会や軍の一部も市民側につき、ついにマルコス大統領はアメリカへの亡命を余儀なくされました。
同日、コラソン・アキノ氏が大統領就任を宣誓し、フィリピンに民主主義が戻ってきました。
この出来事は、アジアにおける民主化運動の先駆けとなり、世界中に「非暴力による変革」の可能性を示した事例として語り継がれています。
毎年2月25日はフィリピンの祝日となり、民主主義の勝利を祝う式典が行われています。
日本国内の歴史的出来事・事件
新円切替と旧円の流通停止(1946年)
1946年(昭和21年)2月25日、敗戦直後の日本経済における一大イベントである「新円切替」の第一段階が完了しました。
この日をもって、それまで使われていた紙幣(旧円)の強制通用力が失われ、原則として使用できなくなったのです。
これは、戦後の激しいインフレーションを抑制するために政府が断行した「金融緊急措置令」に基づくものでした。
政府は2月16日に、5円以上の旧紙幣を預金として強制的に銀行に預けさせ(預金封鎖)、生活費として引き出せる額を厳しく制限しました。
代わりに発行されたのが「新円」と呼ばれる新しい紙幣であり、国民は手持ちの旧円を証紙の貼られた新円と交換する必要に迫られました。
2月25日は旧円が使える最後の日であり、新円への切り替えが実質的に完了した区切りの日です。
この措置により、市場に出回る通貨量は一時的に激減し、インフレの進行を一時的に食い止める効果がありました。
しかし、国民生活への影響は甚大で、多くの人々が資産を封鎖され、日々の生活に困窮することとなりました。
現代の日本において、突然通貨が使えなくなるという事態は想像しにくいですが、この日の出来事は戦後混乱期の厳しさを象徴する歴史的事実として残っています。
2月25日が誕生日の有名人:歴史人物から人気芸能人まで
2月25日生まれの著名人は、芸術的な才能に恵まれた人物や、独自の感性で時代を切り開く人々が多く見られます。
日本国内で生まれた著名人・芸能人
森口將典(1966年):俳優、タレント
個性的なキャラクターで知られ、舞台やテレビで活躍する実力派です。
寺脇康文(1962年):俳優
ドラマ『相棒』の亀山薫役で国民的な人気を博し、舞台や司会業でも才能を発揮しています。
有野晋哉(1972年):お笑いタレント
お笑いコンビ「よゐこ」のボケ担当であり、『ゲームセンターCX』の課長としても世界的な知名度を持ちます。
中澤佑二(1978年):元プロサッカー選手
「ボンバーヘッド」の愛称で親しまれた元日本代表のディフェンダーです。
戸部洋子(1981年):アナウンサー
フジテレビのアナウンサーとして、ニュースからバラエティまで幅広く担当しました。
越智志帆(1984年):ミュージシャン
ソロユニット「Superfly」として活動し、パワフルでソウルフルな歌声で多くのヒット曲を生み出しています。
草野博紀(1988年):歌手、元NEWS
アイドルグループNEWSの初期メンバーとして活動後、舞台や音楽活動を続けています。
花澤香菜(1989年):声優、歌手
『鬼滅の刃』の甘露寺蜜璃役や『物語シリーズ』の千石撫子役など、数多くの人気作に出演するトップ声優です。
松山愛里(1990年):女優
モデルとしてデビュー後、映画やドラマで存在感のある演技を見せています。
小宮有紗(1994年):女優、声優
『特命戦隊ゴーバスターズ』のイエローバスター役や、『ラブライブ!サンシャイン!!』の黒澤ダイヤ役で知られています。
海外で生まれた著名人・歴史上の人物
ピエール=オーギュスト・ルノワール(1841年):フランス/画家
印象派を代表する巨匠であり、温かみのある色彩で人物や風景を描き、幸福感あふれる作品を多く残しました。
エンリコ・カルーソー(1873年):イタリア/オペラ歌手
20世紀初頭を代表するテノール歌手であり、レコード録音の普及にも大きく貢献しました。
ジョージ・ハリスン(1943年):イギリス/ミュージシャン
ザ・ビートルズのリードギタリストとして活躍し、「静かなるビートル」と称されました。
ニール・ジョーダン(1950年):アイルランド/映画監督
『クライング・ゲーム』や『インタビュー・ウィズ・ヴァンパイア』などで知られる著名な映画監督です。
パク・チソン(1981年):韓国/元プロサッカー選手
マンチェスター・ユナイテッドFCで活躍し、アジア最高の選手の一人と称されました。
ジャンルイジ・ドンナルンマ(1999年):イタリア/プロサッカー選手
若くしてイタリア代表の守護神となり、世界屈指のゴールキーパーとして評価されています。
2月25日生まれのアニメキャラ
定春(『銀魂』)
万事屋で飼われている巨大な宇宙生物で、愛らしい見た目とは裏腹に頭を噛む癖があります。
椚章臣(『あんさんぶるスターズ!』)
秀越学園の教師であり、かつてはアイドルとして活動していた経歴を持つキャラクターです。
如月千早(『アイドルマスター』)
歌にかける情熱が人一倍強く、真面目でストイックな性格のアイドルです。
トリッシュ・ウナ(『ジョジョの奇妙な冒険 Part5 黄金の風』)
ギャング組織のボスの娘であり、スタンド「スパイス・ガール」を操る芯の強い女性です。
ミシェル・K・デイヴス(『テラフォーマーズ』)
火星探索チームの班長を務める、責任感の強い女性キャラクターです。
2月25日のバースデー情報
2月25日生まれの人に向けた、誕生花、誕生石、バースデーカラーを紹介します。
2月25日の誕生花と花言葉
カランコエ
花言葉は「幸福を告げる」「たくさんの小さな思い出」「あなたを守る」です。
小さな星のような花が集まって咲く姿から、たくさんの幸せや思い出を連想させる花言葉がつけられました。
ベルのような形の花が、幸せの訪れを告げる鐘のように見えることにも由来しています。
ラナンキュラス
花言葉は「とても魅力的」「華やかな魅力」「純潔」です。
幾重にも重なる薄い花びらがドレスのように美しく、見る人を惹きつける華やかさを持っています。
ムスクローズ(ジャコウバラ)
花言葉は「気まぐれな愛」です。
麝香(ムスク)のような強い香りを放つことから名付けられ、その魅惑的な香りが花言葉の由来となっています。
2月25日の誕生石と石言葉
ファントム・アメシスト
石言葉は「幻影」「層状の成長」です。
水晶の中に山のような幻影(ファントム)が見えるアメシストで、成長と停滞を繰り返しながら大きくなることから、困難を乗り越える力を象徴します。
人生の節目や、目標に向かって進む人に力を与える石とされています。
2月の月間誕生石:アメシスト
石言葉は「誠実」「心の平和」「高貴」です。
紫色の高貴な輝きを持ち、古くから魔除けや癒しの石として大切にされてきました。
2月25日のバースデーカラーと誕生色
ミストホワイト
色言葉は「感性」「純粋」「目的」です。
霧のかかったような柔らかい白で、繊細で純粋な感性を持つ人を象徴する色です。
この色を持つ人は、人とは違う独特のお洒落な雰囲気を醸し出し、目的を持って行動する力があるとされています。
2月25日は何座?星座情報
2月25日生まれの星座は、**魚座(うお座)**です。
魚座は水の星座に分類され、感受性が豊かで共感力が高いことが特徴です。
他人の痛みを自分のことのように感じ取ることができる優しさを持っており、芸術的な才能に恵まれることも多いと言われています。
直感力に優れ、ロマンチストな一面も持ち合わせているため、夢や理想を大切にする傾向があります。
【まとめ】2月25日何の日?振り返り
2月25日は、歴史的な「フィリピン・エドゥサ革命」の達成や、日本のメディア文化を変革した「夕刊フジ」の創刊など、新しい時代への扉が開かれた日と言えます。
また、「ヱビスの日」として美味しいビールを楽しんだり、「親に感謝の意を表す日」として家族との絆を深めたりと、心温まる記念日でもあります。
花澤香菜さんやジョージ・ハリスンといった、世界を魅了するアーティストが生まれた日であることも、この日が持つ芸術的なパワーを感じさせます。
今日という一日が、あなたにとっても素晴らしい発見と感謝に満ちた日になることを願っています。