4月1日は、世界的に親しまれているエイプリルフールであり、同時に日本の社会構造において最も重要な節目となる「年度初め」の日です。
多くの人々にとって新しい生活や環境が始まる象徴的な日であり、官公庁や民間企業の多くがこの日を会計年度の開始日としています。
学校教育法などの規定により、日本の学校における学年もこの日から始まります。
季節としては桜が各地で開花を迎え、春の訪れを強く実感させる時期でもあります。
また、歴史を振り返ると、社会制度の大きな変革や、世界的な企業の誕生など、多岐にわたるトピックがこの日に集中していることが分かります。
日常の会話の種となる雑学から、真面目な歴史的知識まで、4月1日は非常に情報密度の高い一日です。
4月1日は何の日?代表的な記念日・イベント
エイプリルフール(万愚節)
エイプリルフールは、毎年4月1日には「罪のない嘘をついても良い」とされる、世界的な習慣です。
その起源については諸説ありますが、最も有力な説の一つに、16世紀のフランスにおける改暦が挙げられます。
当時のフランス国王シャルル9世が、1月1日を新年とする新しい暦を採用しましたが、これに反発した人々が、以前の正月であった4月1日に「嘘の新年」を祝ったことが始まりとされています。
この行為はやがて「エイプリル・フール(4月の馬鹿)」という言葉を生み、ヨーロッパ全土へと広がっていきました。
イギリスでは古くから「オークアップルデー」という風習と結びつき、正午までに嘘をつくのをやめる、といった独自のルールが形成されました。
日本においては、江戸時代に中国から伝わった「不義理の日(日頃の不義理を詫びる日)」という習慣がありましたが、現在のエイプリルフールは大正時代に欧米から導入されたものです。
近年では、多くのインターネット関連企業や食品メーカーなどが、本気で制作したユーモア溢れる「嘘のプレスリリース」を公開することが恒例行事となっています。
これらはSNSを通じて拡散され、春の風物詩として広く親しまれています。
トレーニングの日
トレーニングの日は、スポーツ用品メーカーであるミズノ株式会社が1987年に制定した記念日です。
なぜ4月1日なのかという理由については、年度の始まりという節目の日に、健康維持や体力向上のためのトレーニングを開始してほしいという願いが込められています。
春は気候も穏やかになり、冬の間に運動不足になりがちだった体を動かし始めるには最適な季節です。
また、新入生や新社会人など、新しい生活環境に身を置く人々が多いタイミングであり、新しい習慣を身につけるための動機付けとしても適しています。
ミズノをはじめとするスポーツ関連団体は、この日に合わせて運動の重要性を啓発するキャンペーンやイベントを行うことがあります。
近年では、ジムに通うだけでなく、自宅での「宅トレ」やウォーキングなど、多様な形の運動が推奨されています。
「今年こそは健康的な体を手に入れたい」と考える人々にとって、4月1日はそのスタートを切る絶好の日であると言えるでしょう。
4月1日に制定されたすべての記念日・イベント一覧
海外・国際的に定められた記念日
エイプリルフール 16世紀フランスの改暦に由来するとされる、嘘をついても良いとされる国際的な習慣です。
キプロス共和国・ナショナルデー 1955年にイギリスの植民地支配からの解放を目指し、反英武装組織EOKAが活動を開始したことを記念する祝日です。
日本国内で定められた記念日
児童福祉法施行記念日 1948年4月1日に児童福祉法が全面的に施行されたことを記念し、厚生省(現在の厚生労働省)が制定しました。
売春防止法施行記念日 1957年4月1日に売春防止法が施行されたことを記念しています。
携帯ストラップの日 1991年4月1日に日本初のストラップが発売されたとされる説に基づき、神奈川県小田原市の株式会社StrapyaNext(現在のHamee株式会社)が制定しました。
オン・ユア・マークの日 「よーいドン」の意味を持ち、新生活を始める人々を応援する日として制定されました。
日本記念日協会創立記念日 日本国内の記念日の認定や登録を行う「一般社団法人 日本記念日協会」が1991年4月1日に発足したことに由来します。
その他・民間企業や団体が制定した記念日
ビックリマンの日 株式会社ロッテが制定しました。人を驚かせるエイプリルフールの文化と、ブランド名の「ビックリ」を掛け合わせています。
グッドスーツの日 青山商事株式会社が制定しました。「よ(4)い(1)スーツ」の語呂合わせと、入社式などでスーツを着る機会が多いことにちなんでいます。
黒ラベルの日 サッポロビール株式会社が制定しました。1977年4月1日に「サッポロびん生」として現在の黒ラベルが発売されたことに由来します。
はがきの名文の日 「一(はじめ)から良(4)い文」の語呂合わせから、はがきによる文化交流を目的として制定されました。
サントリー赤玉の日 1907年4月1日に「赤玉ポートワイン(現:赤玉スイートワイン)」が発売されたことを記念し、サントリー株式会社が制定しました。
エイプリル・ドリームの日 株式会社PR TIMESが提唱しました。嘘をつくのではなく、将来の夢を発信する日として新しい文化を提案しています。
居酒屋「徹宵(てっしょう)」の日 熊本県の恒松酒造本店が制定。本格芋焼酎「徹宵」の魅力を広めるため、「宵(4)を徹(1)して」の語呂合わせも含んでいます。
4月1日に何があった?世界を動かした過去の出来事・事件
4月1日は歴史の転換点となる出来事が非常に多く発生しています。
特に経済、テクノロジー、政治の分野において、現在の社会基盤を形成する重要な決定がこの日に下されてきました。
世界・海外の歴史的出来事・事件
アップルコンピュータの設立(1976年)
1976年4月1日、スティーブ・ジョブズ、スティーブ・ウォズニアック、ロナルド・ウェインの3人によって「アップルコンピュータ(Apple Computer)」が設立されました。
カリフォルニア州クパティーノのジョブズの実家のガレージから始まったこの企業は、個人がコンピュータを持つという概念を世界に浸透させました。
最初の製品である「Apple I」は、ウォズニアックが手作りで設計したシングルボードコンピュータでした。
エイプリルフールという日に会社を設立したことは、当時の彼らの反体制的な精神やユーモアの表れであったとも言われています。
その後、アップルは「Macintosh」の発売を経て、iPod、iPhone、iPadなどの革新的な製品を次々と世に送り出し、時価総額で世界最大級の企業へと成長しました。
現在のデジタルライフスタイルの基盤を築いた象徴的な出来事として、4月1日はテクノロジー史において欠かせない日付となっています。
Gmailのサービス開始(2004年)
2004年4月1日、Googleはフリーメールサービス「Gmail」のベータ版公開を発表しました。
当時、競合他社のメールサービスが数メガバイト程度の容量しか提供していなかったのに対し、Googleは「1ギガバイト」という驚異的な保存容量を提示しました。
発表日が4月1日であったことと、あまりにも破格のスペックであったことから、世間の多くの人々はこれを「Googleによるエイプリルフールのジョーク」だと確信しました。
しかし、翌日になってもそのページは消えず、実際に招待制のサービスとして稼働し始めました。
強力な検索機能やスレッド表示など、既存のメールソフトの常識を覆すインターフェースは、ウェブアプリケーションの可能性を大きく広げることとなりました。
現在では世界で最も利用されているメールサービスの一つとなり、クラウドサービスの普及を加速させた歴史的な転換点と見なされています。
日本国内の歴史的出来事・事件
国鉄の分割民営化とJRグループの発足(1987年)
1987年4月1日、日本の鉄道史において最大規模の改革である「国鉄分割民営化」が実行されました。
明治以来、国家の基幹インフラを支えてきた日本国有鉄道(国鉄)が解体され、地域ごとの旅客鉄道会社6社と貨物鉄道会社1社からなる「JRグループ」が誕生しました。
当時の国鉄は、膨大な累積赤字を抱え、経営の硬直化が社会問題となっていました。
中曽根康弘内閣が進めたこの改革は、民間の経営手法を導入することでサービスの向上と経営の効率化を目指すものでした。
発足当日の午前0時には、各地で「JR」のヘッドマークを掲げた一番列車が出発し、多くの鉄道ファンや市民が歴史的瞬間を見守りました。
この民営化により、駅構内の商業施設開発(エキナカ)や新型車両の投入が加速し、日本の鉄道サービスは世界最高水準へと進化を遂げることになります。
新元号「令和」の発表(2019年)
2019年4月1日午前11時41分頃、当時の菅義偉内閣官房長官が記者会見において新元号「令和」を発表しました。
翌5月1日の徳仁親王の天皇即位に伴う改元であり、日本の憲政史上初めて、即位前に新元号が事前公表されるという異例の形がとられました。
万葉集の「梅花の歌」の序文から引用されたこの元号は、初めて国書(日本の古典)を典拠としたことでも話題となりました。
「人々が美しく心を寄せ合う中で、文化が生まれ育つ」という意味が込められており、日本中の関心が官邸のライブ中継に注がれました。
「令和」の文字が書かれた墨書を掲げる菅官房長官の姿は、新しい時代の象徴として多くの人々の記憶に刻まれています。
この発表により、平成から令和への時代の移り変わりが名実ともに準備され始め、日本全体が祝祭ムードに包まれました。
4月1日が誕生日の有名人:歴史人物から人気芸能人まで
4月1日生まれの著名人は、学年の最後に位置することから、幼少期の成長の早さにおいて他者と差を感じる環境で育つことが多いと言われます。
その結果として、独自の感性や粘り強い努力家精神を持つ人物が目立ちます。
日本国内で生まれた著名人・芸能人
三船敏郎(1920年):俳優。黒澤明監督作品の主演として「七人の侍」や「用心棒」で国際的に活躍しました。
桑田真澄(1968年):元プロ野球選手。読売ジャイアンツでエースとして活躍し、理論派の投手として知られます。
竹内結子(1980年):女優。映画「いま、会いにゆきます」やドラマ「ランチの女王」など多数のヒット作に主演しました。
日村勇紀(1972年):お笑い芸人。バナナマンのメンバーとして、独特のキャラクターで人気を博しています。
高橋克実(1961年):俳優、タレント。ドラマ「ショムニ」や司会者としても広く知られています。
林真理子(1954年):小説家、エッセイスト。直木賞受賞作家であり、現在は日本大学理事長も務めています。
柴田阿弥(1993年):フリーアナウンサー。SKE48の元メンバーで、現在は報道やバラエティで活躍しています。
岡本圭人(1993年):俳優、タレント。Hey! Say! JUMPの元メンバーで、海外留学を経て舞台俳優として活動しています。
鷲尾真知子(1949年):女優、声優。映画やドラマでの名脇役としてだけでなく、アニメ「うる星やつら」のサクラ役でも知られます。
八木沼純子(1971年):元フィギュアスケート選手、解説者。カルガリー五輪日本代表として活躍しました。
岡田斗司夫(1958年):プロデューサー、評論家。ガイナックスの初代社長を務め、「オタキング」の通称を持ちます。
海外で生まれた著名人・歴史上の人物
オットー・フォン・ビスマルク(1815年):政治家。プロイセン王国の首相としてドイツ統一を成し遂げた「鉄血宰相」です。
セルゲイ・ラフマニノフ(1873年):作曲家、ピアニスト。ロシア・ロマン派を代表する「ピアノ協奏曲第2番」などの名曲を残しました。
エイブラハム・マズロー(1908年):心理学者。人間の欲求を5段階で階層化した「自己実現理論(マズローの法則)」で有名です。
スーザン・ボイル(1961年):歌手。イギリスのオーディション番組に出演し、その圧倒的な歌唱力で世界的なスターとなりました。
ミラン・クンデラ(1929年):小説家。代表作に「存在の耐えられない軽さ」があり、現代文学の巨匠として知られます。
エイサ・バターフィールド(1997年):俳優。映画「ヒューゴの不思議な発明」やドラマ「セックス・エデュケーション」で主演を務めました。
4月1日生まれのアニメキャラ
4月1日は「嘘」をテーマにしたキャラクターや、「桜」の季節を象徴する主人公級のキャラクターが非常に多く設定される特異な日です。
ウソップ(『ONE PIECE』):麦わらの一味の狙撃手で、嘘をつくのが得意というエイプリルフールに因んだ設定です。
桜木花道(『SLAM DUNK』):バスケットボールに情熱を注ぐ本作の主人公で、赤い髪がトレードマークです。
木之本桜(『カードキャプターさくら』):カードを集める魔法少女で、名前の由来である桜の季節に生まれました。
四月一日君尋(『xxxHOLiC』):対価を払うことで願いを叶える店のバイトで、苗字の「四月一日(わたぬき)」がそのまま誕生日です。
ナツキ・スバル(『Re:ゼロから始める異世界生活』):異世界に召喚された主人公で、死に戻りの能力を駆使して運命に抗います。
夢野幻太郎(『ヒプノシスマイク』):シブヤ・ディビジョン「Fling Posse」のメンバーで、嘘を嗜む作家です。
常闇踏陰(『僕のヒーローアカデミア』):雄英高校1年A組の生徒で、影のような意志を持つ「黒影(ダークシャドウ)」を操ります。
キング(『七つの大罪』):〈怠惰の罪〉を背負う妖精王で、巨大な神器「霊槍シャスティフォル」を自在に操ります。
天野いちご(『夢色パティシエール』):世界一のパティシエを目指す少女で、豊かな想像力と味覚を持ちます。
貴澄(『Free!』):バスケットボール部に所属しており、主人公の七瀬遙たちの友人として登場します。
4月1日のバースデー情報
4月1日は、新しい生命の息吹が感じられる春爛漫の時期にあり、誕生日のデータもまた明るく前向きな象徴に満ちています。
4月1日の誕生花と花言葉
サクラ(桜)
サクラは日本の国花の一つとして古くから愛されており、春を象徴する最も代表的な花です。
花言葉には「精神の美」「優美な女性」「純潔」などがあります。
開花から散り際までが非常にドラマチックであることから、日本人の感性に深く根ざした花と言えます。
新しいスタートの象徴としても用いられるため、4月1日の誕生花としてこれほど相応しいものはありません。
マーガレット
マーガレットは白やピンクの可憐な花びらを持つキク科の植物で、古くから恋占いの花として親しまれてきました。
花言葉には「心に秘めた愛」「真実の愛」「信頼」などがあります。
清楚な佇まいと、長く咲き続ける生命力の強さが特徴です。
他にもオダマキ(花言葉:勝利への決意)などが4月1日の誕生花として知られています。
4月1日の誕生石と石言葉
パイライト(黄鉄鉱)
パイライトは金属光沢を持つ真鍮色の鉱物で、その見た目が金に似ていることから「愚者の黄金」とも呼ばれます。
石言葉には「潜在意識の解放」「危険回避」「強い意志」などがあります。
火山活動によって形成される結晶であるため、非常に強力なグラウンディングの効果があるとされています。
持ち主をネガティブなエネルギーから守り、新しいプロジェクトを成功に導く力を与えてくれると言い伝えられています。
ダイヤモンド(4月の誕生石)
4月全体の誕生石であるダイヤモンドは、地球上で最も硬い天然石として「永遠の絆」を象徴します。
石言葉には「不屈」「純潔」「永遠の愛」などがあります。
光の反射によって輝くその姿は、何ものにも染まらない純粋な精神を象徴していると考えられています。
4月1日のバースデーカラーと誕生色
撫子色(なでしこいろ)
撫子色は、秋の七草の一つであるカワラナデシコの花に由来する、わずかに紫がかった淡いピンク色です。
色言葉には「情緒」「可憐」「洗練された美」などがあります。
この色を誕生色に持つ人は、周囲への気配りができ、優雅で落ち着いた振る舞いができる人物が多いとされています。
日本古来の色彩感覚において、女性の美しさや繊細さを表現する際によく用いられる伝統色です。
春の陽光のような暖かさと、どこか儚げな上品さを併せ持つ色合いです。
4月1日は何座?星座情報
4月1日生まれの人は「牡羊座(おひつじ座)」に属します。
牡羊座は黄道十二星座のトップバッターであり、火の属性を持つ星座です。
守護星は情熱と勇気を司る「火星」であり、その影響を受けて非常に活動的で開拓精神に溢れています。
物事をスタートさせるエネルギーが非常に強く、リーダーシップを発揮して周囲を引っ張っていくことが得意な性格です。
また、正義感が強く、自分の信念を曲げずに突き進む実直さも持ち合わせています。
一方で、直感的に行動しすぎる傾向があるため、周囲との調和を意識することでより大きな成功を収められるとされています。
【まとめ】4月1日何の日?振り返り
4月1日は、世界中が嘘を笑って許し合うエイプリルフールから始まり、日本では新しい年度が幕を開ける極めて重要な一日です。
歴史的には、JRの発足や新元号「令和」の発表など、国家規模の節目となった出来事が数多く記録されています。
また、経済の巨人であるアップルの設立や、デジタル通信の常識を変えたGmailの登場も、偶然か必然かこの日でした。
サクラが美しく咲き誇り、多くの人々の誕生や物語が生まれる4月1日は、まさに「再生」と「希望」に満ちた日付であると言えるでしょう。
この日に起きた出来事や誕生した人物を知ることで、今日という日が持つ深い意味を改めて実感することができます。