7月28日は、国際的な保健意識を高めるための活動から、日本独自のユニークな語呂合わせまで、非常に幅広い意味を持つ一日です。
世界的には、健康被害が深刻な肝炎の撲滅を目指す重要な国際デーとして認識されています。
一方で、日本では「な(7)に(2)わ(8)」という語呂合わせから、大阪の文化や街を愛する人々の間で親しまれている日でもあります。
歴史を紐解けば、世界の情勢を一変させた大きな戦争の始まりや、日本の税制を根本から変えた法律の公布など、社会の枠組みが動いた日であることが分かります。
また、夏の盛りであるこの時期にふさわしい食文化に関連する記念日もあり、日々の暮らしに役立つ知恵が込められているのも特徴です。
このように、7月28日は過去の重大な事件を振り返るとともに、現代の健康や地域文化、季節の過ごし方を再確認するための多様な視点を与えてくれる日と言えます。
7月28日は何の日?代表的な記念日・イベント
世界肝炎デー
世界肝炎デー(World Hepatitis Day)は、世界保健機関(WHO)が公式に認定している国際的な啓発デーの一つです。
この記念日が7月28日に定められたのは、B型肝炎ウイルスを発見し、その診断法とワクチンの開発に貢献したバリーフ・ブラムバーグ博士の誕生日に由来しています。
ブラムバーグ博士は、医学における多大な功績により1976年にノーベル生理学・医学賞を受賞した高名な科学者です。
肝炎は、世界中で何億人もの人々が感染しており、肝硬変や肝がんの原因となる恐ろしい病気ですが、その認知度は決して高いとは言えませんでした。
そこでWHOは、肝炎の予防、検査、および治療に対する意識を高めるため、2010年の世界保健総会において、この日を正式な国際デーとして採択しました。
毎年、この日には世界各国で無料の肝炎ウイルス検査や啓発キャンペーンが実施され、早期発見と適切な治療の重要性が呼びかけられています。
日本においても「日本肝炎デー」として、厚生労働省や地方自治体が中心となり、著名人を招いたイベントや公共施設のライトアップなどが行われています。
肝炎は「沈黙の臓器」と呼ばれる肝臓の病気であるため、自覚症状が出にくいという特徴があり、検査を受けるきっかけを作ることがこの日の最大の目的です。
一人でも多くの人が自分の健康状態を把握し、感染の拡大を防ぐことが、この国際的な記念日の大きな意義となっています。
なにわの日
7月28日は、大阪の象徴的な呼称である「なにわ」にちなんだ「なにわの日」として、特に大阪府周辺で広く認知されています。
この記念日のルーツは、2007年に大阪市浪速区が制定したことに始まります。
日付の由来は、単純明快に「な(7)に(2)わ(8)」という数字の読み方を組み合わせた語呂合わせです。
制定の目的は、浪速区の魅力を再発見し、区民が自分の住む街に誇りと愛着を持つきっかけを作ること、そして地域全体の活力を高めることにあります。
当初は区の取り組みでしたが、現在では「大阪全体を盛り上げる日」として広く浸透しており、様々な団体や企業がイベントを開催しています。
例えば、通天閣や新世界といった浪速区を代表する観光地では、割引キャンペーンや特別なパフォーマンスが行われることが恒例となっています。
また、大阪の食文化や伝統芸能、お笑いといった多彩な魅力を発信する絶好の機会としても活用されています。
近年では、SNS上でハッシュタグ「#なにわの日」を付けた投稿が盛んに行われ、大阪府外の人々にもその熱気が伝わるようになっています。
単なる語呂合わせにとどまらず、地域の歴史を学び、未来の街づくりについて考える一日として、非常に親しまれている記念日です。
7月28日に制定されたすべての記念日・イベント一覧
海外・国際的に定められた記念日
世界肝炎デー
WHOが定めた国際デー。肝炎の予防と治療に関する理解を深めるための日です。
バリーフ・ブラムバーグ博士の誕生日にちなんでいます。
独立記念日(ペルー)
1821年7月28日、アルゼンチンの将軍ホセ・デ・サン=マルティンがリマでペルーの独立を宣言したことを祝うナショナルデーです。
日本国内で定められた記念日
地租改正反対一揆の日
1873年7月28日に地租改正法が公布されたことを契機に、農民の負担増に反対する大規模な一揆が全国で発生した歴史を記憶する日です。
第一次世界大戦開戦記念日
1914年7月28日、オーストリア=ハンガリー帝国がセルビアに宣戦布告し、人類史上初の地球規模の戦争が始まった日です。
その他・民間企業や団体が制定した記念日
ナイスの日
「な(7)い(1)す(2)は(8)」の語呂合わせ。身近にある素敵なことを見つけ、感謝し合うことを目的とした日です。
菜っ葉の日
「な(7)っぱ(28)」の語呂合わせ。
栄養豊富な葉物野菜を積極的に摂取し、夏バテを予防することを啓発しています。
日本不整脈デバイス工業会の日
不整脈治療のための医療機器の普及や安全性を追求する一般社団法人日本不整脈デバイス工業会(JADIA)が、2011年の認可を記念して制定しました。
親バカの日
「親(0)バ(8)カ(28)」の語呂合わせから、子供を無条件に愛し、その成長を喜ぶ親の気持ちを大切にする日として提案されています。
シュガーカットの日
「な(7)に(2)は(8)」の語呂合わせから、大阪に本社を置く浅田飴が、主力製品である低カロリー甘味料「シュガーカット」のPRのために制定しました。
7月28日に何があった?世界を動かした過去の出来事・事件
7月28日は、歴史の教科書に太字で記されるような、国や世界の運命を大きく左右した出来事が集中している日です。
近代日本の基礎を作った法整備から、20世紀最大の惨事となった戦争の火蓋が切られた瞬間まで、その内容は多岐にわたります。
世界・海外の歴史的出来事・事件
第一次世界大戦の勃発(1914年)
1914年7月28日は、人類の歴史が劇的な転換点を迎えた日として記憶されています。
この日、オーストリア=ハンガリー帝国がセルビア王国に対して正式に宣戦布告を行い、第一次世界大戦が始まりました。
事の発端は、同年6月28日に発生したサラエボ事件でした。
オーストリア皇太子フランツ・フェルディナント夫妻がセルビア人青年に暗殺されたこの事件は、バルカン半島の緊張を一気に高めました。
オーストリア側はセルビアに対して極めて厳しい最後通牒を突きつけましたが、これを不服としたセルビア側の回答を受け、宣戦布告に至ったのです。
当初、この戦争は短期間で終結すると予想されていましたが、当時の複雑な同盟関係が連鎖的な参戦を招きました。
ロシア、ドイツ、フランス、そしてイギリスといった列強が次々と戦火に巻き込まれ、戦場はヨーロッパ全土、さらには植民地を通じて世界各地へと広がりました。
この戦争は、従来の騎兵戦から戦車、航空機、毒ガスといった近代兵器を用いた凄惨な消耗戦へと変貌しました。
最終的に1918年まで続いたこの戦いは、数千万人の死傷者を出し、ロシア帝国、ドイツ帝国、オーストリア=ハンガリー帝国、オスマン帝国の4つの帝国を崩壊させました。
7月28日の宣戦布告は、まさに20世紀の「動乱の時代」を象徴する幕開けだったのです。
中国・唐山地震の発生(1976年)
1976年7月28日の未明、中国河北省の工業都市である唐山市を未曾有の悲劇が襲いました。
午前3時42分(現地時間)、マグニチュード7.8の巨大地震が発生し、眠りについていた市民の多くが瓦礫の下に閉じ込められました。
この地震は、震源が都市の直下であったこと、そして当時の住宅の多くが耐震構造を備えていなかったことから、壊滅的な被害をもたらしました。
地震発生後、唐山市内の建物の約9割が全壊し、インフラも完全に寸断されました。
中国政府の公式発表によれば、死者数は約24万2千人に達し、20世紀における地震被害としては世界最大級のものとなりました。
当時の中国は文化大革命の終焉期という政治的に不安定な時期にあり、当初は外部からの支援を拒むなどの混乱も見られましたが、その後、都市の復興は国家を挙げて進められました。
現在、唐山市は近代的な都市として再生していますが、市内には地震の傷跡を伝える遺構が保存されており、防災の教訓を後世に伝え続けています。
日本国内の歴史的出来事・事件
地租改正法の公布(1873年)
1873年(明治6年)7月28日、明治政府は日本の近現代史における最も重要な改革の一つである「地租改正法」を公布しました。
これは、江戸時代の年貢制度を廃止し、土地の価値に基づいた新しい税制を確立するためのものでした。
それまでは、農作物の収穫量に応じて現物(米など)で納める仕組みでしたが、これでは気象条件によって政府の収入が安定しませんでした。
新しい制度では、土地の所有権を認める証書である「地券」を発行し、地価の3パーセントを現金(金納)で納めることとしました。
これにより、政府は安定した税収を確保し、近代的な国家運営やインフラ整備、軍備の拡張を進めることが可能になりました。
しかし、農民にとっては非常に厳しい改革でもありました。
豊作であっても凶作であっても一定の現金を納める必要があるため、生活が困窮する農家が続出しました。
このため、7月28日以降、全国各地で激しい「地租改正反対一揆」が発生しました。
政府はこれに対し、1877年に地租を2.5パーセントに引き下げるなどの譲歩を余儀なくされましたが、この改革が日本の資本主義化を加速させたことは間違いありません。
ポツダム宣言への「黙殺」発言(1945年)
太平洋戦争末期の1945年7月28日、当時の鈴木貫太郎首相が記者会見で行った発言が、後の歴史を大きく変えることになりました。
連合国側が発した無条件降伏を求める「ポツダム宣言」に対し、日本政府は対応を検討していましたが、鈴木首相は記者に対し「ただ黙殺するのみである」と述べました。
この「黙殺」という言葉は、本来「ノーコメント」や「保留」といったニュアンスを含んでいましたが、海外では「Reject(拒絶)」と訳されて伝わりました。
連合国側は、日本に和平の意思がないと判断し、これが広島・長崎への原爆投下や、ソ連の対日参戦を早める要因になったとする説が根強く残っています。
一つの言葉の翻訳や解釈の違いが、国家の命運を分けるという、外交の難しさと恐ろしさを象徴する出来事でした。
7月28日が誕生日の有名人:歴史人物から人気芸能人まで
7月28日は、芸術、スポーツ、エンターテインメントなど、多彩な分野で頂点を極めた人物が多く誕生しています。
日本国内で生まれた著名人・芸能人
渡辺崋山(1793年):江戸時代後期の画家・蘭学者。蛮社の獄での悲劇的な最期でも知られますが、写実的な肖像画で高い評価を得ました。
大滝秀治(1925年):日本を代表する名俳優。舞台、映画、ドラマで唯一無二の存在感を放ち、特に「関口知宏の中国鉄道大紀行」のナレーションなども印象的でした。
スガシカオ(1966年):シンガーソングライター。独自のファンクミュージックと鋭い人間描写を綴った歌詞で、多くのファンを魅了し続けています。
高橋陽一(1960年):漫画家。世界中でサッカーブームを巻き起こした伝説的コミック『キャプテン翼』の作者です。
西村歩乃果(1995年):タレント、アイドル。元ラストアイドルのメンバーとして活躍し、現在はマルチに活動しています。
根本凪(1999年):アイドル、イラストレーター。でんぱ組.incや虹のコンキスタドールの元メンバーとして人気を博しました。
矢田耕司(1933年):声優。『ワンピース』のゼフ役や『聖闘士星矢』の老師役など、重厚な演技で知られました。
海外で生まれた著名人・歴史上の人物
ビアトリクス・ポター(1866年):イギリスの絵本作家。世界中で愛される『ピーターラビットのおはなし』の作者です。自然保護活動家としても功績を残しました。
ウゴ・チャベス(1954年):ベネズエラの第53代大統領。21世紀の社会主義を掲げ、南米の政治に大きな影響を与えました。
ハリー・ケイン(1993年):イングランドのプロサッカー選手。世界屈指のストライカーとして、イングランド代表や名門クラブで得点を量産しています。
ルードヴィヒ・フォイエルバッハ(1804年):ドイツの哲学者。マルクスやエンゲルスに強い影響を与え、唯物論の発展に寄与しました。
バリーフ・ブラムバーグ(1925年):アメリカの医学者。B型肝炎ウイルスを発見し、世界肝炎デーの制定のきっかけとなったノーベル賞受賞者です。
7月28日生まれのアニメキャラ
7月28日は、アニメ界においても「伝説の主人公」や個性豊かなキャラクターたちの誕生日として設定されています。
大空翼(『キャプテン翼』):日本のみならず世界のサッカー界に多大な影響を与えた主人公。「ボールは友達」という名言と共に、世界最高の選手を目指す姿が描かれています。
巻島裕介(『弱虫ペダル』):千葉県立総北高校自転車競技部のエースクライマー。独特のダンシングスタイルと「ショ」という口癖、仲間想いな性格で絶大な人気を誇ります。
観音坂独歩(『ヒプノシスマイク』):シンジュク・ディビジョン「麻天狼」のメンバー。ブラック企業に勤めるサラリーマンでありながら、マイクを握ると豹変するギャップが魅力です。
リュウホウ(『スクライド』):対アルター能力者特殊部隊「ホーリー」に所属する、主人公カズマの最大のライバルです。
真宮寺さくら(『サクラ大戦』):帝国華撃団・花組の隊員。北辰一刀流の使い手で、正義感あふれるヒロインとして長く愛されています。
天野いちご(『夢色パティシエール』):超感覚的な味覚を持つ、一流のパティシエを目指す少女です。
7月28日のバースデー情報
誕生日を彩る花や石、色にはそれぞれ深い意味が込められています。
7月28日の誕生花と花言葉
ナデシコ(撫子)
ナデシコは、古くから日本人に親しまれてきた花であり、その控えめながらも芯の強い美しさは「大和撫子」という言葉にも象徴されています。
花言葉は「大胆」「勇敢」「純愛」です。
「撫でし子」という名前の由来通り、いつくしむべき子供のような可愛らしさを持つ一方で、野生でも力強く咲く強靭さを併せ持っています。
また、西洋でも「神の花」として尊重され、ピンク色のナデシコには「女性の愛」という意味が込められることもあります。
ゼラニウム
ゼラニウムは、色鮮やかな花を長期間咲かせることから、窓辺を彩る花として非常に人気があります。
花言葉は「尊敬」「信頼」「真の友情」です。
特に赤いゼラニウムは「君ありて幸福」、ピンクのゼラニウムは「決心」といった意味も持っています。
独特の香りには虫除けの効果があるとされ、古くから魔除けや守護のシンボルとしても大切にされてきました。
7月28日の誕生石と石言葉
アルマンディン・ガーネット
ガーネットの中でも、深い赤紫色の輝きを持つアルマンディン・ガーネットは、情熱と理性を象徴する石です。
石言葉は「実行力の勝利」「友愛」「真実」です。
古来より、持ち主に勇気を与え、積み重ねてきた努力を成功へと導く「実りの象徴」と信じられてきました。
また、人間関係における絆を深める力があるとされ、大切な人との信頼を揺るぎないものにしたい時に身につけると良いと言われています。
目標に向かって突き進むエネルギーをサポートしてくれる、非常に力強いパワーストーンです。
7月28日のバースデーカラーと誕生色
グロキシニアパープル
7月28日の誕生色は、高貴さと深みを感じさせる「グロキシニアパープル」です。
この色は、熱帯植物のグロキシニアの花のような、少し赤みを帯びた上品な紫色を指します。
特徴的なキーワードは「自制心」「直感」「精神的充足」です。
この色を身につける人は、自分の感情をコントロールする知性と、物事の本質を見抜く鋭い直感力を備えているとされています。
周囲に流されず、自分の内面的な豊かさを大切にする姿勢が、多くの人からの信頼を集める要因となるでしょう。
7月28日は何座?星座情報
7月28日生まれの人は「しし座(獅子座)」に属します。
しし座は、太陽を守護星に持つ火のエレメントの星座であり、その名の通り百獣の王のような堂々とした存在感が特徴です。
しし座の人は、情熱的でクリエイティブな才能に溢れ、常に周囲の中心にいるリーダーシップを発揮するタイプが多いとされています。
また、自己表現欲求が強く、華やかな場所や人から注目を浴びることで、さらにその輝きを増していく性質を持っています。
一方で、非常に義理人情に厚く、仲間や家族を全力で守ろうとする慈愛に満ちた一面も持ち合わせています。
自信家に見られがちですが、その裏には人一倍の努力と、高いプライドを支えるための強い責任感が隠されているのがしし座の魅力です。
【まとめ】7月28日何の日?振り返り
7月28日は、歴史の大きな歯車が回った日であり、同時に現代を生きる私たちの健康や文化に深く関わる日であることが分かりました。
第一次世界大戦の開戦という悲劇的な記憶や、明治の地租改正という社会構造の変化は、今の日本と世界のあり方を決定づけた重要な出来事です。
それと並行して、世界肝炎デーのように人類共通の課題に取り組む姿勢や、なにわの日、菜っ葉の日といった生活に根ざした楽しさも共存しています。
大空翼のような希望に満ちたキャラクターの誕生日であることも、この日にポジティブなエネルギーを与えてくれています。
誕生花や誕生石が示す「勇敢」や「勝利」というメッセージは、まさにこの日に生まれた人々、そしてこの日を歩むすべての人へのエールと言えるでしょう。
この記事を通じて、7月28日という日が持つ多面的な意味を感じ取り、今日という日をより深く味わうきっかけにしていただければ幸いです。