8月13日は、国際的な視点と日本独自の文化が交差する、非常に特徴的な1日です。
世界的には、少数派である左利きの人々の権利や利便性を考える日として広く知られています。
一方、日本国内に目を向けると、先祖の霊を自宅に迎える「お盆」の始まりの日として、多くの人々が故人を偲ぶ時期にあたります。
また、エンターテインメントの分野では、夏の風物詩ともいえる「怪談」にまつわる記念日も制定されています。
このように、8月13日は実用的な社会活動から伝統的な宗教行事、さらには現代の文化活動まで、幅広い層に影響を与える日付となっています。
8月13日は何の日?代表的な記念日・イベント
左利きの日
8月13日は、世界中の左利きの人が日常生活で直面する不便を解消し、左利きの権利を保護することを目的に制定された「左利きの日」です。
この記念日は、1976年にイギリスの「Left-Handers Day」という団体によって提唱されました。
日付の由来は、提唱者であるディーン・R・キャンベル氏の誕生日が8月13日であったことにちなんでいます。
現代社会の多くの道具や設備は右利き用に設計されており、左利きの人は日常的にストレスを感じることが少なくありません。
例えば、ハサミやカッター、駅の自動改札機、さらにはカメラのシャッターボタンなどが挙げられます。
この記念日は、こうした不便さを右利きの社会に理解してもらい、誰もが使いやすいユニバーサルデザインの普及を促すきっかけとなっています。
現在では、世界各地で左利き用グッズの展示会や、左利きの不便さを体験するイベントなどが開催されています。
また、日本ではかつて2月10日が「左利きの日」とされていた時期もありましたが、現在は国際的な基準に合わせて8月13日が主流となっています。
怪談の日
8月13日は、日本の夏の文化として欠かせない「怪談」の魅力を再確認するための「怪談の日」です。
この記念日は、怪談家として知られるタレントの稲川淳二氏が制定し、一般社団法人日本記念日協会によって認定されました。
日付の由来は、稲川氏が長年続けているライブイベント「ミステリーナイトツアー 稲川淳二の怪談ナイト」の第1回公演が1993年8月13日に行われたことに基づいています。
日本には古くから、夏の暑さを忘れるために怖い話を聞いて涼むという独特の文化があります。
8月13日はちょうどお盆の入りにあたり、生者と死者の境界が曖昧になると信じられている時期でもあります。
そのため、この日に怪談を楽しむことは、単なるエンターテインメント以上の意味を持つと考えられてきました。
稲川淳二氏の活動は、古典的な怪談を現代風の語り口で蘇らせ、怪談を一つの伝統芸能にまで高めたと評価されています。
現在でも毎年8月13日前後には、全国各地で怪談イベントや特集番組が組まれ、多くの人々が身の毛もよだつ物語に耳を傾けます。
8月13日に制定されたすべての記念日・イベント一覧
海外・国際的に定められた記念日
国際左利きの日
左利きの人々の権利と、利き手による差別や不便の解消を目的として、1976年にイギリスで発足した国際的な啓発デーです。
世界各地で左利きへの理解を深めるイベントが行われます。
日本国内で定められた記念日
お盆(迎え火)
日本の伝統的な仏教行事で、先祖の霊を迎える最初の日です。
多くの地域では8月13日の夕方に、玄関先などで麻幹(おがら)を燃やして「迎え火」を焚き、霊が迷わずに帰ってこられるように案内します。
函館夜景の日
北海道函館市の「函館夜景の日実行委員会」が制定した記念日です。
函館の美しい夜景を広くアピールし、観光振興につなげることが目的です。
函館夜景の日(1991年制定)
函館夜景の日は、1991年に函館市の市民団体によって制定されました。
日付の由来は、「は(8)こ(5)だて(13)」という語呂合わせに基づいています。
具体的には、「は」を「8」、「こ」を「5」、「だて」を「13(トサ)」と読むユニークな解釈がなされています。
函館の夜景は「100万ドルの夜景」として世界的に有名であり、ナポリ、香港と並んで世界三大夜景に数えられることもあります。
この記念日には、函館山からの眺望を楽しむイベントや、市民によるライトアップキャンペーンなどが行われてきました。
特に、函館独特の地形が生み出す「くびれ」のある夜景は、地理的な条件と都市の明かりが融合した芸術作品とも評されます。
観光客だけでなく、地元住民も改めて自分たちの街の美しさを再発見する日として親しまれています。
その他・民間企業や団体が制定した記念日
J-WAVEの日
東京都のFM放送局「J-WAVE」が制定しました。周波数が「81.3MHz」であることにちなんでいます。
リスナーへの感謝を込めた特別企画が放送されることがあります。
深見草(ふかみぐさ)の日
日本の伝統的な植物である牡丹(ボタン)の別名「深見草」にまつわる記念日です。
植物を慈しみ、自然の美しさを愛でる日として意識されています。
水泳の日
日本水泳連盟が制定しました。
1953年に「国民皆泳の日」として始まった歴史があり、水泳の普及と事故防止の啓発を目的としています。
J-WAVEの日(1988年開局)
J-WAVEの日は、東京を拠点とするFM放送局「J-WAVE」が自らのアイデンティティを確認するために定めた日です。
同局の周波数は81.3MHzであり、この数字を日付に見立てて8月13日が選ばれました。
J-WAVEは1988年の開局以来、洗練された音楽選曲(選曲基準をセレクターと呼ぶ)と、バイリンガルなナビゲーターによる進行で独自のスタイルを築いてきました。
この日には、普段とは異なる特別なゲストを招いたライブ番組や、リスナーへのプレゼント企画が実施されることが恒例となっています。
都市型メディアとしての感性を大切にする同局にとって、この日はブランド価値を高める重要な節目です。
ラジオというメディアが持つ、即時性と親密さを改めてアピールする機会としても機能しています。
水泳の日(2014年改称)
水泳の日は、もともと1953年に制定された「国民皆泳の日」を前身としています。
日本水泳連盟は2014年に、より親しみやすい名称として「水泳の日」に改称しました。
この記念日の背景には、かつて日本で水難事故が多発した時期があり、国民に泳ぎを身につけてもらうことで命を守るという崇高な目的がありました。
8月13日は、夏季休暇や夏休みの中盤にあたり、海やプールでのレジャーが最も盛んな時期です。
そのため、安全な遊泳方法の指導や、競技としての水泳の楽しさを伝えるイベントが全国各地で企画されます。
近年では、健康増進のためのスポーツとしての側面も強調されています。
8月13日に何があった?世界を動かした過去の出来事・事件
8月13日の歴史を振り返ると、国家の分断や帝国の滅亡といった、世界の勢力図を大きく塗り替えた出来事が目立ちます。
世界・海外の歴史的出来事・事件
ベルリンの壁の建設開始(1961年)
1961年8月13日の未明、東ドイツ政府は突然、西ベルリンとの境界を封鎖し、後に「ベルリンの壁」となる障壁の建設を開始しました。
この事件は、冷戦期における東側陣営と西側陣営の対立が最も先鋭化した瞬間の一つです。
当時、東ドイツからは自由を求めて西側へ逃亡する市民が絶えず、労働力流出に悩んでいた東ドイツ政府による苦肉の策でもありました。
最初は鉄条網による単純な封鎖でしたが、次第に強固なコンクリート製の壁へと作り替えられました。
これにより、同じ街に住む家族や友人が突如として引き裂かれ、多くの悲劇を生むこととなりました。
ベルリンの壁は、1989年に崩壊するまでの約28年間にわたり、東西分断と冷戦の象徴として世界に君臨し続けました。
この壁の建設開始は、20世紀後半の国際政治を決定づける歴史的な分水嶺となりました。
アステカ帝国の滅亡(1521年)
1521年8月13日、スペインの征服者エルナン・コルテス率いる軍勢が、アステカ帝国の首都テノチティトランを陥落させました。
これにより、中米に栄華を誇ったアステカ帝国は完全に滅亡し、スペインによる植民地支配が始まりました。
アステカ軍は勇猛に戦いましたが、スペイン軍が持ち込んだ銃器や馬、そして天然痘などの病原体によって壊滅的な打撃を受けました。
最後の皇帝クアウテモクが捕らえられたことで、高度な文明を築いた帝国の歴史は幕を閉じました。
この出来事は、アメリカ大陸における先住民族の歴史が断絶し、ヨーロッパ文化との融合・対立が始まる契機となりました。
現代のメキシコ社会の形成において、この8月13日は極めて象徴的な日付として刻まれています。
日本国内の歴史的出来事・事件
沖縄国際大学米軍ヘリ墜落事件(2004年)
2004年8月13日、沖縄県宜野湾市の沖縄国際大学のキャンパス内に、米軍普天間基地所属の大型輸送ヘリコプターCH53Dが墜落しました。
ヘリは大学の建物に接触して炎上し、機体の一部が周辺の住宅街にも飛び散るという大事故となりました。
夏休み期間中であったことや、墜落場所が建物の裏側であったことから、学生や教職員、周辺住民に死者は出ませんでした。しかし、一歩間違えれば大惨事になっていたことは間違いありません。
事故後、米軍側が現場を封鎖し、日本の警察や消防が十分な捜査や検証を行えなかったことが大きな社会問題となりました。
この事件は、日米地位協定の不条理さと、基地に隣接して暮らす沖縄県民の危険な日常を改めて日本中に知らしめることとなりました。
現在でも8月13日には、沖縄国際大学で平和を祈念する集会が開かれ、事故の記憶が語り継がれています。
第二次上海事変の勃発(1937年)
1937年8月13日、上海において日本軍と中国軍の間で激しい戦闘が開始され、第二次上海事変が勃発しました。
前月に北京郊外で起きた盧溝橋事件以来、日中の緊張は高まっていましたが、上海での衝突により事態は全面戦争へと突入しました。
上海は国際的な租界(外国人居住地)を有する大都市であり、ここでの戦闘は国際社会の注目を浴びることとなりました。
日本側は短期間で決着がつくと予想していましたが、中国軍の頑強な抵抗により、戦闘は泥沼化していきました。
この事件は、後の日中戦争の長期化を決定づける重要な転換点となりました。
8月13日が誕生日の有名人:歴史人物から人気芸能人まで
8月13日は、芸術、スポーツ、政治など多岐にわたる分野で足跡を残した人物が多く誕生しています。
日本国内で生まれた著名人・芸能人
高橋克典(1964年):俳優。ドラマ『サラリーマン金太郎』や『特命係長 只野仁』でワイルドな魅力を発揮し、幅広い層から支持を得ています。
篠原涼子(1973年):女優・歌手。アイドルグループ東京パフォーマンスドールを経て、『恋しさと せつなさと 心強さと』がダブルミリオンを記録。その後、演技派女優として不動の地位を築きました。
秋元才加(1988年):タレント・女優。AKB48の元メンバー。力強いパフォーマンスと誠実なキャラクターで知られ、現在は俳優として活躍しています。
宮澤佐江(1990年):タレント。AKB48、SNH48、SKE48の元メンバー。「イケメンキャラ」として人気を博し、現在は舞台などで活動しています。
伊藤歩(1980年):女優。映画『スワロウテイル』の主演で注目を浴び、その後も実力派として映画やドラマで活躍しています。
杉村太蔵(1979年):政治評論家・元衆議院議員。独特のキャラクターでバラエティ番組でも人気を博しています。
小籔千豊(1973年):お笑いタレント。吉本新喜劇の元座長として、毒舌と理論的なトークで唯一無二の存在感を放っています。
海外で生まれた著名人・歴史上の人物
アルフレッド・ヒッチコック(1899年):映画監督。イギリス出身の「サスペンスの神様」。『サイコ』『鳥』など、観客の心理を操る演出で映画史に多大な影響を与えました。
フィデル・カストロ(1926年):政治家。キューバ革命の指導者。冷戦期から21世紀初頭まで長きにわたりキューバの最高指導者を務め、世界政治に大きな波紋を呼びました。
アニー・オークレイ(1860年):射撃の名手。アメリカの西部開拓時代に活躍し、伝説的な女性ガンマンとして知られています。
セバスチャン・スタン(1982年):俳優。映画『キャプテン・アメリカ』シリーズのウィンター・ソルジャー役などで国際的な人気を誇ります。
8月13日生まれのアニメキャラ
高石タケル(『デジモンアドベンチャー』):希望の紋章を持つ選ばれし子供たちの一人。物語を通じて大きく成長する姿が描かれます。
レオ(『ONE PIECE』):トンタッタ族の兵長で、ヌイヌイの実の能力者。非常に小柄ですが、誇り高く強力な戦士です。
双六一(『ナンバカ』):南波刑務所の最強看守。厳しい性格ながら、どこか抜けた一面もある魅力的なキャラクターです。
槙島聖護(『PSYCHO-PASS サイコパス』):高い知能とカリスマ性を持つ、物語の重要人物。作中の事件を裏で操る中心的な役割を担います。
牛若丸(『鬼灯の冷徹』):伝説の源義経が地獄で活動している設定のキャラクター。非常に美形ですが、性格には難がある描かれ方をしています。
8月13日のバースデー情報
誕生日を彩る特別な象徴や言葉を紹介します。プレゼント選びや自分へのメッセージに活用してください。
8月13日の誕生花と花言葉
カンナ
カンナは、夏の強い日差しを浴びるほど鮮やかに咲く、非常に力強い植物です。
花言葉は「情熱」「快活」「永遠」「妄想」などが挙げられます。
その堂々とした立ち姿は、見る人に活力を与える存在として愛されています。
アンスリウム
ハート型の光沢のある葉(仏炎苞)が特徴的な熱帯植物です。
花言葉は「情熱」「心は燃えている」「煩悩」です。
赤やピンクの鮮やかな色彩が、燃えるような恋心やエネルギーを象徴しています。
8月13日の誕生石と石言葉
イエロー・ジルコン
イエロー・ジルコンは、ダイヤモンドに匹敵する高い屈折率を持ち、まばゆい輝きを放つ宝石です。
石言葉は「安らぎ」「成功」「富」です。
精神的な落ち着きをもたらすと同時に、持ち主の才能を開花させ、物質的な豊かさを引き寄せる力があると信じられています。
ペリドット(8月の誕生石)
ペリドットは「太陽の石」とも呼ばれ、暗闇でも輝きを失わない性質があります。
石言葉は「夫婦の幸福」「信じる心」「平和」です。
ポジティブなエネルギーを与え、人間関係を円満にする助けになるとされています。
8月13日のバースデーカラーと誕生色
黄金色(おうごんいろ)
黄金色は、収穫された稲穂や気高い金属を連想させる、豊穣と威厳の色です。
色言葉は「丁寧」「独創的」「感性」です。
この色を誕生色に持つ人は、細部まで行き届いた丁寧な仕事を行い、独自の感性で新しい価値を創造する力を持っていると言われます。
また、内面からあふれ出る自信と、周囲を包み込む包容力を象徴する色でもあります。
8月13日は何座?星座情報
8月13日生まれの人は「しし座(獅子座)」に属します。
しし座は太陽を守護星に持つ星座であり、自己表現、誇り、そして情熱を司ります。
この日生まれの人は、周囲を惹きつける天性のカリスマ性を備えていることが多いです。
リーダーシップを発揮する場面で真価を出し、正義感が強く、困っている人を放っておけない親分肌な一面もあります。
一方で、プライドが高く称賛を求める傾向があるため、周囲からの評価がダイレクトに活力源となります。
創造性に溢れ、自分の人生をドラマチックに演出することを楽しむ、華やかな性格の持ち主が多いのが特徴です。
【まとめ】8月13日何の日?振り返り
8月13日は、歴史の荒波と日常の平穏が交錯する、深みのある1日です。
世界を揺るがした「ベルリンの壁建設」や「アステカ帝国の滅亡」といった重大な事件が起きた一方で、私たちは「お盆」を通じて先祖に感謝を捧げます。
また、「左利きの日」や「怪談の日」といった個性豊かな記念日が、私たちの日常に新しい視点や彩りを与えてくれます。
誕生日の有名人たちの顔ぶれを見ても、独自のスタイルを貫く表現者が多く、8月13日という日が持つ「情熱」や「独創性」というエネルギーが感じられます。
このまとめを通じて、8月13日があなたにとってより意味深い1日になれば幸いです。