はじめに:私が「365日の物語」を編み続ける理由
はじめまして。 「365日、今日は何の日?」の運営者、「F」と申します。
数あるウェブサイトの中から、この場所を訪れてくださり、心から感謝いたします。
私たちが何気なくめくるカレンダー。
その「1日」という真っ白な枠の中には、実は数えきれないほどのドラマが詰まっています。
私がこのサイトを立ち上げた理由は、至ってシンプルです。
それは、
「今日という日が、誰かにとっての記念日であり、歴史を変えた瞬間であり、未来へ続く大切な1ページであること」を、一人でも多くの方と共有したい」
という、強い願いがあるからです。
インターネットで検索すれば、「今日は〇〇の日です」という答えはすぐに見つかります。
しかし、単なる事象の羅列だけでは、その日が持つ本当の意味、その背景にある人々の熱量までは伝わりません。
なぜその記念日が制定されたのか。
その時、世界はどう動いたのか。そして、その出来事が今の私たちの暮らしにどう繋がっているのか――。
無味乾燥な「データ」としての日付を、五感を刺激する「物語」へと昇華させ、あなたの今日を少しだけ特別にするお手伝いをしたい。
そんな想いから、この「365日、今日は何の日?」は生まれました。
私の原体験:古びた日めくりカレンダーが教えてくれたこと
私の「日付」に対する執着とも言える情熱は、幼い頃、祖父の家にあった一枚の日めくりカレンダーから始まりました。
毎朝、祖父が丁寧にかすれた紙をめくる姿。
その裏には、小さな文字で格言や行事、その日に起きた過去の出来事が記されていました。
「今日はエジソンが電球を発明した日だよ」
「今日はかつて、こんな英雄が生まれた日なんだ」
祖父が語る物語を聞くたびに、目の前の景色が、何十年、何百年前の過去と一本の線で繋がるような不思議な感覚を覚えました。
「今日という日は、過去の誰かが必死に生き、夢を見た結果なんだ」
その気づきは、子供だった私にとって、世界の見え方を一変させるほど大きな衝撃でした。
それ以来、私にとって365日は、単なる時間の経過ではなく、人類が積み上げてきた「記憶の集積」となりました。
「この美しくも多様な歴史の断片を、現代の言葉で、もっと分かりやすく、もっと情熱的に伝えたい」 あの日抱いた知的好奇心こそが、現在の私の活動の原動力となっています。
私の探求心とこだわり:事実の裏側にある「体温」を求めて
これまで私は、古今東西の歴史書、各自治体や企業のアーカイブ、さらには天文学や民俗学に至るまで、多岐にわたる資料を読み解いてきました。
その中で確信したのは、「完璧な日付の裏には、必ず人間らしいエピソードが隠れている」ということです。
私が大切にする「3つの視点」
- 歴史の「if」と「つながり」を読み解く
単に「〇〇が起きた日」で終わらせず、その出来事が後の歴史にどう影響したのかを考察します。
一つの点が線になり、面になっていく歴史のダイナミズムを大切にしています。 - 季節の移ろいと、名もなき先人たちの知恵
二十四節気や七十二候といった日本の伝統的な暦、あるいは世界各地の風習。
そこには、自然と共に生きてきた先人たちの深い洞察があります。
現代人が忘れがちな「季節の呼吸」を、言葉を通して蘇らせたいと考えています。 - 「いま」を生きる活力としての記念日
「猫の日」や「ショートケーキの日」のような、思わず笑顔になるような現代の記念日も大切にします。
それらは、私たちの日常に彩りを与え、会話のきっかけを作ってくれる「幸せのスイッチ」だからです。
スペックや数字を追うだけの情報サイトではなく、読んだ後に
「明日が来るのが少し楽しみになった」
と感じていただけるような、温度感のある執筆を心がけています。
読者のあなたへ:信頼と誠実さのための3つの誓い
「365日、今日は何の日?」を運営するにあたり、私は読者の皆様に以下の3点をお約束します。
1. 徹底した裏付けによる「情報の正確性」
歴史的な日付や由来には諸説あるものも少なくありません。
当サイトでは、可能な限り公的機関の資料、一次史料、専門書を照らし合わせ、不確かな情報は「諸説あり」と明記します。
あなたの知的好奇心に、誠実な情報で応えます。
2. 独自の分析を加えた「深い洞察」
AIが生成するような機械的な要約ではなく、一人の人間として、一人の歴史愛好家としての視点を加えます。
その日の出来事が、現代を生きる私たちにどんなメッセージを投げかけているのか。私自身の言葉で、心を込めて綴ります。
3. 多様な文化への「敬意と公平性」
世界には様々な宗教、文化、価値観が存在します。
特定の偏りに縛られることなく、地球上に存在する多様な「記念日」を尊重し、フラットな視点でその価値を伝えていくことを誓います。
この場所を、あなたと語り合う「広場」にするために
このサイトは、百科事典ではありません。
今日という日をきっかけに、あなたと私が繋がるための「広場」でありたいと願っています。
- 「自分の誕生日に、こんなドラマがあったなんて驚きました!」
- 「私の地域では、この日をこんな風に祝います」
- 「子供と一緒に読んで、歴史の話で盛り上がりました」
そんな皆様からの声が、私にとって何よりの喜びであり、執筆を続ける糧となります。
もしよろしければ、コメントやお問い合わせフォームから、あなたの「今日」にまつわる想いを聞かせてください。
あなたの毎日が、昨日よりも少しだけ深く、豊かで、愛おしいものになりますように。
これから「365日、今日は何の日?」を、あなたと共に育んでいけることを心より願っております。
運営者情報
- ハンドルネーム: 「F」
- 趣味: 古書店巡り、パワースポット、神社巡り、天体観測
- 好きな言葉: 「一期一会」「日日是好日」
- 座右の書: 柳田國男『年中行事覚書』、アミエル『日記』
- お問い合わせ:お問い合わせフォームから