1月21日は、1年で21日目の日にあたります。
この日は、日本の歴史を大きく変える転換点となった日として知られています。
幕末において、長きにわたり対立していた薩摩藩と長州藩が手を結んだ日だからです。
また、世界史においてもフランス革命の激動を象徴する出来事が起きています。
一方で、春の訪れを告げる花に関連した華やかな記念日も制定されています。
厳粛な歴史と、未来への希望が同居する日と言えるでしょう。
1月21日は何の日?代表的な記念日・イベント
ライバルが手を結ぶ日
1月21日は「ライバルが手を結ぶ日」として知られています。
この記念日は、1866年(慶応2年)の1月21日に成立した歴史的な同盟に由来しています。
その同盟とは、坂本龍馬らの仲介によって結ばれた「薩長同盟」です。
当時、薩摩藩と長州藩は政治的な立場が異なり、激しく対立していました。
しかし、倒幕という共通の目的のために、両者は過去の恩讐を乗り越えて提携しました。
この歴史的事実は、対立する者同士が手を組むことの重要性を現代に伝えています。
そのため、ビジネスやスポーツ、人間関係において、ライバルと協力する意義を考える日とされています。
かつての敵が最強の味方になるというドラマチックな展開は、多くの人々の心を打ち続けています。
現代社会においても、競合他社との業務提携や、政党間の連立などが話題になる際に引き合いに出されることがあります。
スイートピーの日
1月21日は「スイートピーの日」にも制定されています。
この記念日は、「日本スイートピーの会」によって定められました。
日付の由来は、スイートピーの花弁の構成に関連しています。
スイートピーの花びらは、旗弁が1枚、翼弁が2枚、舟弁が1枚という独特な構造をしています。
この「1枚、2枚、1枚」という数字の並びを「1月21日」に見立てて制定されました。
また、1月はスイートピーが一年で最も香り豊かに咲き誇る時期でもあります。
この花は「門出」や「優しい思い出」という花言葉を持っています。
そのため、春の卒業や進学、就職シーズンを控えたこの時期に、エールを送る花として贈られることが増えています。
女性に好まれる可憐な花姿と甘い香りは、冬の寒さを和らげる春の使者として愛されています。
1月21日に制定されたすべての記念日・イベント一覧
海外・国際的に定められた記念日
世界ハグの日(National Hugging Day)
アメリカのケビン・ザボニー牧師が1986年に提唱した記念日です。
クリスマスとバレンタインデーの中間で気分が落ち込みやすいこの時期に、家族や友人とハグをして愛や感謝を伝え合うことを目的としています。
リスの日(Squirrel Appreciation Day)
アメリカの野生動物リハビリテーション専門家クリスティ・ハーグローブが2001年に提唱しました。
冬の厳しい環境下で食料を探すリスたちに思いを寄せ、自然環境の保護を考える日とされています。
日本国内で定められた記念日
ライバルが手を結ぶ日
1866年の薩長同盟締結にちなみ、対立関係にある双方が手を取り合うことの意義を再確認する日です。
料理番組の日
1937年1月21日、イギリスのBBCテレビで世界初の料理番組『夕べの料理(Cook’s Night Out)』が放送されたことに由来します。
スイートピーの日
花弁の構成「1-2-1」の語呂合わせと、旬の時期に合わせて日本スイートピーの会が制定しました。
初大師(初弘法)
1年で最初の弘法大師(空海)の縁日です。
川崎大師や西新井大師などの真言宗の寺院では多くの参拝客で賑わい、だるま市などが開かれます。
久澤の日
長野県主婦だよりが制定しました。
「ひ(1)さ(3)ざ(3)わ(8)」の語呂合わせにはなりませんが、地域活性化の一環として特定の地域や人物に感謝を示す日として定められています。
その他・民間企業や団体が制定した記念日
瞳の黄金比率の日
「輝く瞳推進委員会」が制定しました。
日本人の平均的な瞳の比率は「白目1:黒目1.5:白目1」ですが、より魅力的とされる「1:2:1」の黄金比率を目指すことを啓発しています。
日付は比率の「1-2-1」に由来します。
ユニベアシティの日
ウォルト・ディズニー・ジャパン株式会社が制定しました。
ディズニーストア・ジャパン発のクマのぬいぐるみシリーズ「UniBEARsity(ユニベアシティ)」が2011年1月21日に発売されたことを記念しています。
ビジネスアーカイビングの日
特定非営利活動法人ビジネスアーカイビング協会が制定しました。
企業の歴史的資料や記録を適切に保存・管理し、未来の経営資源として活用することの重要性を広めることを目的としています。
大師の日
毎月21日は弘法大師の月命日であり、縁日が行われますが、特に1月21日は「初大師」として重要視されています。
1月21日に何があった?世界を動かした過去の出来事・事件
1月21日は、日本および世界の政治体制を揺るがす大きな事件が起きた日です。
特に18世紀のフランスと、19世紀の日本において、歴史の教科書に必ず掲載される重要な転換点がありました。
それらの出来事は、現代の政治や社会システムにも間接的な影響を与え続けています。
ここでは、世界と日本それぞれの歴史的背景を詳しく解説します。
世界・海外の歴史的出来事・事件
フランス革命:ルイ16世の処刑(1793年)
1793年の1月21日、フランス革命の最中において、最も衝撃的な出来事の一つが発生しました。
フランス国王であったルイ16世が、パリの革命広場(現在のコンコルド広場)にて処刑されたのです。
フランス革命は1789年に始まり、絶対王政に対する民衆の不満が爆発する形で進行していました。
当初、ルイ16世は立憲君主制の元首として地位を保とうとしていました。
しかし、オーストリアへの逃亡未遂事件(ヴァレンヌ事件)などをきっかけに、国民の信頼を完全に失ってしまいました。
国民公会における裁判の結果、彼は「自由に対する陰謀と国家の安全に対する罪」で有罪判決を受けました。
死刑の是非をめぐる投票は僅差でしたが、最終的に執行が決定されました。
処刑当日、ルイ16世は断頭台(ギロチン)の前で群衆に向かって何かを叫ぼうとしましたが、その声は軍隊のドラムの音にかき消されたと伝えられています。
ギロチンの刃が落ちた瞬間、王政の終焉と共和制の血塗られた道のりが決定づけられました。
この処刑は、イギリスやスペインなど周辺諸国の君主たちを震撼させました。
その結果、対仏大同盟が結成され、フランスは全欧州を敵に回して戦うことになります。
国内ではロベスピエールらによる恐怖政治が加速し、革命はより過激なフェーズへと突入していきました。
ルイ16世の死は、旧体制(アンシャン・レジーム)との完全な決別を意味する象徴的な事件でした。
超音速旅客機コンコルドの定期運航開始(1976年)
1976年の1月21日、航空史における金字塔となる出来事がありました。
英仏が共同開発した超音速旅客機「コンコルド」が、世界初の定期旅客運航を開始したのです。
この日、エールフランス航空のパリ発リオデジャネイロ行きと、ブリティッシュ・エアウェイズのロンドン発バーレーン行きの2便が同時に就航しました。
コンコルドはマッハ2.0(音速の2倍)を超える速度で飛行することが可能でした。
通常のジェット旅客機が7〜8時間かかる大西洋横断を、約3時間半で結ぶという驚異的な性能を持っていました。
その鋭く尖った機首とデルタ翼の美しいフォルムは、「怪鳥」とも呼ばれ、世界中の人々の憧れの的となりました。
しかし、衝撃波による騒音(ソニックブーム)や、燃費の悪さ、定員数の少なさといった経済的な課題も抱えていました。
2000年の墜落事故や、2001年のアメリカ同時多発テロによる航空需要の低迷を経て、2003年に惜しまれつつ退役しました。
商業的には成功とは言えませんでしたが、人類が音速を超えて旅をした時代の象徴として、今も語り継がれています。
日本国内の歴史的出来事・事件
薩長同盟の成立(1866年)
1866年(慶応2年)1月21日、京都にて日本の運命を決定づける密約が交わされました。
それが、薩摩藩と長州藩による軍事同盟、通称「薩長同盟」です。
当時の政治状況を振り返ると、薩摩藩と長州藩は水と油のような関係でした。
長州藩は急進的な尊王攘夷を掲げて幕府と対立していましたが、薩摩藩は公武合体派として幕府側につき、長州藩を京都から追放した過去がありました。
特に「禁門の変」において、薩摩藩が長州藩を撃退したことで、長州人の薩摩に対する憎しみは頂点に達していました。
長州藩士たちは履物に「薩賊会奸(さつぞくかいかん)」と書き、それを踏みつけることで鬱憤を晴らしていたといわれるほどです。
しかし、幕府による第二次長州征伐が迫る中、事態は急変します。
土佐藩の脱藩浪士である坂本龍馬と中岡慎太郎が、両藩の仲介に奔走しました。
彼らは、幕府を倒して新しい日本を作るためには、実力ある二大雄藩が手を組むしかないと説得を続けました。
そして1月21日、京都の小松帯刀邸(近衛家別邸という説もあり)にて、歴史的な会談が行われました。
薩摩藩からは西郷隆盛や小松帯刀、長州藩からは木戸孝允(桂小五郎)らが出席しました。
会談は難航しましたが、最終的に坂本龍馬が立会人となり、6ヶ条からなる盟約が結ばれました。
内容は、幕府との戦いにおいて薩摩が長州を支援することや、双方の利益を守るために協力することなどが定められていました。
この同盟により、長州藩は薩摩名義で最新の武器や艦船を購入することが可能となり、幕府軍を撃退する力を得ました。
薩長同盟の成立は、徳川幕府の倒壊と明治維新への扉を大きく開いた、日本史上最大級の政治的転換点でした。
日本初の無産政党代議士の誕生(1930年)
1930年(昭和5年)の1月21日、日本の議会政治において新しい一歩が踏み出されました。
この日、衆議院が解散され、その後の第17回衆議院議員総選挙に向けた動きの中で注目される出来事がありました。
これに先立つ選挙運動などを通じ、社会大衆党などの無産政党(社会主義的な政党)が勢力を伸ばしていました。
当時の日本は普通選挙法が施行されたばかりで、労働者や農民の政治参加が徐々に拡大していた時期でした。
無産政党からの代議士当選は、既成政党(政友会や民政党)による政治に対し、一般庶民の声を届けるための重要なマイルストーンとなりました。
しかし、その後の軍部の台頭や戦争への突入により、政党政治自体が抑圧されていくことになります。
この日の出来事は、戦前の日本におけるデモクラシーの到達点と、その後の苦難の歴史を考える上での結節点といえます。
1月21日が誕生日の有名人:歴史人物から人気芸能人まで
1月21日生まれの人物は、独自の感性と強い信念を持って時代を切り開く傾向にあります。
世界的なファッションデザイナーから、現代のアニメ文化を支える人気声優まで、多才な顔ぶれが揃っています。
日本国内で生まれた著名人・芸能人
竜雷太(1940年):俳優
『太陽にほえろ!』のゴリさん役で国民的人気を博し、その後も『ケイゾク』や『SPEC』などで重厚かつコミカルな演技を見せるベテラン俳優です。
高田純次(1947年):タレント
「テキトー男」の愛称で親しまれ、独自のユーモアと軽妙なトークでバラエティ番組に欠かせない存在です。散歩番組での一般人との絡みも人気です。
京本政樹(1959年):俳優
『必殺仕事人』シリーズの組紐屋の竜役でブレイク。時代劇から現代劇まで幅広くこなし、シンガーソングライターとしても活動しています。
津田健次郎(1971年):声優・俳優
渋く深みのある低音ボイスが特徴。『遊☆戯☆王デュエルモンスターズ』の海馬瀬人役などで知られ、近年は俳優としてドラマ出演も急増しています。
湊かなえ(1973年):小説家
デビュー作『告白』が大ベストセラーとなり、「イヤミス(読んで嫌な気分になるミステリー)」の女王として知られます。映像化作品も多数あります。
水樹奈々(1980年):声優・歌手
声優として初めてNHK紅白歌合戦に出場するなど、声優アーティストのパイオニア的存在です。圧倒的な歌唱力と演技力で業界を牽引しています。
黒木啓司(1980年):元ダンサー・俳優
EXILEおよびEXILE THE SECONDの元メンバーとして活躍しました。パフォーマーとしての活動のほか、ドラマや舞台でも存在感を発揮しました。
西森洋一(1979年):お笑い芸人
お笑いコンビ「モンスターエンジン」のボケ担当。「神々の遊び」のネタで一世を風靡しました。実家が鉄工所で、自身も高い技術力を持っています。
橋本楓(1997年):タレント
元アイドリング!!!のメンバーとして活動。バラエティ番組などで活躍しています。
海外で生まれた著名人・歴史上の人物
トーマス・ジャクソン(1824年):軍人
アメリカ南北戦争における南軍の将軍。「ストーンウォール(石壁)」の異名を持ち、その卓越した指揮能力で知られています。
クリスチャン・ディオール(1905年):ファッションデザイナー
フランスのファッションブランド「Dior」の創設者。「ニュールック」と呼ばれるスタイルを発表し、戦後のファッション界に革命を起こしました。
プラシド・ドミンゴ(1941年):オペラ歌手
スペイン出身のテノール歌手。「三大テノール」の一人として世界的な名声を博し、指揮者としても活動しています。
ジーナ・デイヴィス(1956年):女優
アメリカの女優。『偶然の旅行者』でアカデミー助演女優賞を受賞。『テルマ&ルイーズ』などのヒット作に出演しています。
アキーム・オラジュワン(1963年):バスケットボール選手
ナイジェリア出身の元NBA選手。「ドリーム」の愛称で親しまれ、ドリームシェイクと呼ばれる華麗な足技で歴代屈指のセンターとして名を馳せました。
1月21日生まれのアニメキャラ
四条貴音(『THE IDOLM@STER』):
ミステリアスな雰囲気を持つ銀髪のアイドル。古風な言葉遣いと高貴な振る舞いが特徴で、「お姫ちん」の愛称で呼ばれます。
プーアル(『ドラゴンボール』):
ヤムチャの相棒である変身能力を持つ動物キャラクター。可愛らしい外見と献身的な性格で、初期から物語を支えています。
山本元柳斎重國(『BLEACH』):
護廷十三隊の一番隊隊長であり、総隊長。圧倒的な実力を持つ最強の死神として描かれ、厳しい規律を重んじる古風な老人です。
マンマユート・ボス(『紅の豚』):
空賊団「マンマユート団」のボス。強面ですが情に厚く、どこか憎めない性格をしており、作品のコミカルな部分を担っています。
久遠ミチ(『アニマエール!』):
チアリーディング同好会のメンバー。冷静で常識人な性格をしており、個性的なメンバーへのツッコミ役としても活躍します。
1月21日のバースデー情報
1月21日生まれの人に向けた、誕生花、誕生石、バースデーカラーを紹介します。
贈り物や、自分自身の守護アイテムとして参考にしてください。
1月21日の誕生花と花言葉
スイートピー
花言葉は「門出」「別離」「優しい思い出」「蝶のように飛翔する」です。
花びらが飛び立つ蝶のように見えることから、新しい世界へ羽ばたく象徴とされています。
春の卒業シーズンに贈る花として最適です。
「別離」という言葉も含まれますが、これはネガティブな意味ではなく、前向きな旅立ちを意味しています。
ローズマリー
花言葉は「追憶」「思い出」「変わらぬ愛」「静かな力強さ」です。
古代ギリシャ時代から記憶力を高めるハーブと信じられてきたことに由来します。
変わらない愛や友情を誓う際に贈られる植物でもあります。
ユキヤナギ(雪柳)
花言葉は「愛らしさ」「気まま」「殊勝」です。
春になると雪が降り積もったように小さな白い花を咲かせる姿から名付けられました。
小さく可憐な花姿が「愛らしさ」の由来となっています。
1月21日の誕生石と石言葉
モス・アゲート(苔瑪瑙)
石言葉は「心の栄養」「繁栄」「エゴイズムの削除」です。
半透明の石の中に、苔や植物のような内包物が見えるアゲート(瑪瑙)の一種です。
大自然のエネルギーを宿しているとされ、持ち主に安らぎと豊かさを与えると信じられています。
農業や園芸のお守りとしても古くから大切にされてきました。
ガーネット(1月の月間誕生石)
1月全体の誕生石はガーネットです。
石言葉は「真実」「友愛」「忠実」「勝利」です。
深く赤い色は情熱や血液を連想させ、生命力を高める石として知られています。
努力を実らせ、成功へと導く力があると言われています。
1月21日のバースデーカラーと誕生色
コルク(Cork)
この日のバースデーカラーは、コルクのような温かみのあるベージュ系です。
色言葉は「活気」「率直」「人間関係」です。
特徴として、人間関係を何よりも大切にする率直な性格の人を表しています。
周囲の人々と温かい関係を築き、場を和ませる力を持っています。
また、別の説では「アカシア」のような淡い黄色が当てられることもあります。
1月21日は何座?星座情報
1月21日生まれの星座は「水瓶座(みずがめ座)」です。
一般的に1月20日頃から2月18日頃までが水瓶座の期間となります。
1月21日は水瓶座の始まりの時期にあたります。
水瓶座の人は、独創的で自由な発想を持つ傾向があります。
既成概念にとらわれず、常に新しい視点で物事を捉えることができます。
博愛精神が強く、誰に対しても公平に接するため、多くの友人や仲間に恵まれるでしょう。
論理的思考も得意で、クールな知性を持っていますが、内面には情熱を秘めています。
【まとめ】1月21日何の日?振り返り
1月21日は、歴史の授業で必ず習う「薩長同盟」が結ばれた重要な日です。
「ライバルが手を結ぶ日」という記念日は、現代の私たちにも協力の大切さを教えてくれます。
また、フランス革命におけるルイ16世の処刑や、コンコルドの就航など、世界史的なインパクトのある出来事も起きています。
一方で、可憐な「スイートピーの日」や、心温まる「世界ハグの日」でもあります。
1月21日生まれの人は、水樹奈々さんやクリスチャン・ディオールのように、独自の道を切り開く才能に恵まれています。
歴史の重みと、春に向けた希望が交差する1月21日。
この日の出来事に思いを馳せ、大切な人と語り合ってみてはいかがにいかがでしょうか。