1月24日は、1年の中でも特に「新しい発見」と「制度の始まり」を象徴する日付として知られています。
この日は、19世紀のアメリカで砂金が発見され、世界中から人々が集まるきっかけとなった日です。
また、日本においては、戦後の食糧難の時代に子供たちの栄養を支えるための活動が記念された日でもあります。
歴史を振り返ると、驚くようなサバイバルの帰還劇や、現代のテクノロジーを変えた製品の登場など、記憶に残る出来事が多数発生しています。
1月下旬の寒さが厳しい時期ですが、歴史の熱気を感じることができる特異点とも言えるでしょう。
そのような1月24日に制定された記念日や、過去に起きた出来事について、詳しく見ていきましょう。
1月24日は何の日?代表的な記念日・イベント
ゴールドラッシュデー
1月24日は、アメリカ合衆国の歴史を大きく変えた「ゴールドラッシュデー(Gold Rush Day)」です。
1848年(嘉永元年)のこの日、カリフォルニア州にあるアメリカン川のほとりで、ある発見がなされました。
当時、スイス系移民のジョン・サッターが所有する製材所の建設現場で働いていたジェームズ・マーシャルが、川底にきらめく粒を見つけたのです。
それが砂金であることが判明すると、噂は瞬く間に全米、そして世界中へと広がっていきました。
この発見をきっかけに、一攫千金を夢見る多くの人々がカリフォルニアへと殺到することになります。
特に翌年の1849年に集まった急激な移民の波は凄まじく、彼らは「フォーティーナイナーズ(49ers)」と呼ばれるようになりました。
このゴールドラッシュによって、当時は未開拓地が多かったカリフォルニアの人口は爆発的に増加し、急速な都市化が進みました。
一方で、先住民への迫害や環境破壊といった負の側面も歴史に刻まれています。
日本ではこの日にちなんで「金の日」と呼ばれることもあり、何か金銭的な幸運や新しい価値の発見を願う日としても親しまれています。
全国学校給食週間(1月24日~30日)
1月24日から1月30日までの1週間は、「全国学校給食週間」と定められています。
この期間は、学校給食の意義や役割について理解を深め、関心を高めることを目的としています。
記念日の由来は、第二次世界大戦後の食糧難の時代にさかのぼります。
戦後、日本の子供たちの栄養状態は極めて悪化しており、これを救うためにアメリカのLARA(アジア救済公認団体)などから給食用の救援物資が寄贈されました。
この支援を受けて、1946年(昭和21年)12月24日に、東京都内の小学校で学校給食の再開試験が行われました。
本来であれば12月24日が記念日となるところですが、この日は冬休み期間に入ってしまうため、1ヶ月後の1月24日を起点として記念週間が設定されました。
現在では、この期間中に地元の食材を使った特別メニューが提供されたり、給食の歴史を振り返る展示が行われたりしています。
かつての脱脂粉乳やコッペパンから、現在のバランスの取れた豊かな献立に至るまで、給食は日本の食育を支える重要な柱であり続けています。
大人にとっても、懐かしい給食の味を思い出し、食への感謝を新たにする良い機会となっています。
1月24日に制定されたすべての記念日・イベント一覧
海外・国際的に定められた記念日
ゴールドラッシュデー
1848年にカリフォルニアで砂金が発見されたことに由来し、ゴールドラッシュの契機となった日。
教育の国際デー(International Day of Education)
2018年に国連総会で制定された国際デーの一つで、平和と開発のための教育の役割を記念する日。
ボーイスカウト創立記念日
1908年のこの日、ロバート・ベーデン=パウエル卿が『スカウティング・フォア・ボーイズ』を出版し、活動を開始したことに由来。
ボーイスカウト運動の開始(1908年)
1908年1月24日は、世界的な青少年教育活動であるボーイスカウト運動が実質的にスタートした記念すべき日です。
イギリスの退役軍人であったロバート・ベーデン=パウエル卿は、自身の軍隊経験や野外活動のスキルを青少年の育成に役立てたいと考えていました。
彼は前年の1907年に、ブラウンシー島で20名の少年たちとともに実験的なキャンプを行っていました。
その成果と経験をもとに執筆されたのが、『スカウティング・フォア・ボーイズ(少年のための斥候術)』という書籍です。
この本は1908年1月24日から隔週で分冊出版され、瞬く間にイギリス中の少年たちの間でベストセラーとなりました。
本を読んだ少年たちは、自発的に「パトロール(班)」を結成し、野外での活動や社会奉仕活動を始めました。
これがボーイスカウト運動の自然発生的な広がりとなり、やがて世界規模の組織へと発展していきました。
ボーイスカウト活動は、自然の中での体験を通じて、自立心、協調性、リーダーシップを養うことを目的としています。
「備えよ常に(Be Prepared)」というモットーは、世界中のスカウトたちに共通する精神として受け継がれています。
日本においても、この運動は早くから導入され、多くの青少年の成長を支える社会教育の場として定着しました。
1月24日は、単なる組織の設立日ではなく、一冊の本が世界中の子供たちの行動を変えた、教育史上の転換点とも言える日なのです。
日本国内で定められた記念日
法律扶助の日
1952年1月24日に日本法律扶助協会が設立されたことを記念し、1993年に制定。
郵便制度施行記念日
1871年1月24日(旧暦)、太政官布告によって日本近代郵便の制度が定められたことに由来。
金の日
アメリカのゴールドラッシュデーに由来する日本での通称。
結納の日
「婚約(こんやく)」の語呂合わせや、結婚式場運営企業による制定など諸説あるが、この時期に結納を行う風習の啓発として扱われる。
ご当地キャラの日
滋賀県彦根市の「一般社団法人日本ご当地キャラクター協会」が制定。
「1(い)2(じ)4(よ)」で「いいまち、いいむら、いいひと」などの語呂合わせにちなむ。
郵便制度の施行決定(1871年)
1871年(明治4年)1月24日は、日本における近代的な通信インフラの夜明けとも言える日です。
この日、明治政府は太政官布告第1号として「新式郵便」の実施を公布しました。
それまでの日本では、飛脚制度が通信の主な手段でしたが、費用が高く、一般庶民が気軽に利用できるものではありませんでした。
近代郵便の父と呼ばれる前島密(まえじま ひそか)は、イギリスの郵便制度を参考に、新しい仕組みを構想しました。
彼の提案により、国営による独占的な事業として、安い料金で、誰でも、確実に手紙を送ることができる制度が整えられたのです。
この布告に基づき、同年3月1日(新暦4月20日)から、東京と大阪の間で実際に郵便サービスが開始されました。
当初は「郵便」という言葉自体が馴染みがなく、「垂便(たれべん)」と読み間違えられたという逸話も残っています。
また、ポストに排泄をしてしまう人がいたため、「便所ではありません」という注意書きが必要だったという笑い話も伝えられています。
しかし、切手を貼ってポストに投函すれば全国に届くという画期的なシステムは、日本の近代化と経済発展を支える重要な基盤となりました。
1月24日は、情報伝達の民主化が決断された日として、通信の歴史において極めて重要な意味を持っています。
その他・民間企業や団体が制定した記念日
ブルボン・プチの日
株式会社ブルボンが制定。
「プチシリーズ」の種類が24種類あることにちなみ、毎月24日を記念日としている。
地蔵の縁日
毎月24日はお地蔵様(地蔵菩薩)の縁日とされており、1月24日はその年最初の縁日として「初地蔵」と呼ばれる。
愛宕の縁日
毎月24日は愛宕権現の縁日でもあり、1月24日は「初愛宕」として多くの参拝客で賑わう。
すき焼きの日(※諸説あり)
1872年1月24日に明治天皇が牛肉を食したとされることにちなむ説があるが、一般的には同日を「牛肉カツレツの日」や単に「牛肉の日」と呼ぶ場合もあり、定説としては流動的。
株式会社ブルボンとプチシリーズ(1996年発売)
毎月24日に設定されている「ブルボン・プチの日」は、日本の菓子文化におけるユニークな成功事例を象徴しています。
新潟県柏崎市に本社を置く株式会社ブルボンは、1996年に「プチシリーズ」を発売しました。
「低価格」「食べきりサイズ」「豊富なバリエーション」というコンセプトは、当時の消費者のニーズに合致し、大ヒット商品となりました。
特に、甘いクッキーから塩気のあるせんべいまで、和洋を問わず多種多様なラインナップを揃えたことが大きな特徴です。
この「種類の豊富さ」こそが記念日の由来となっており、常に24種類前後のラインナップを展開していることから「24日」が選ばれました。
スーパーやコンビニエンスストアの棚にずらりと並ぶプチシリーズは、選ぶ楽しさを提供し続けています。
毎月24日には、新商品の発表やキャンペーンが行われることも多く、ファンにとっては見逃せない日となっています。
お菓子という身近な存在を通じて、日常に小さな楽しみを提供する企業努力が、この記念日には込められています。
1月24日に何があった?世界を動かした過去の出来事・事件
1月24日は、歴史の教科書に載るような重大な発見や、文化的な転換点がいくつも重なっています。
ここでは、世界と日本、それぞれの視点から、この日に起きた印象的な出来事を深掘りして解説します。
世界・海外の歴史的出来事・事件
初代Macintoshの発売(1984年)
1984年1月24日、アメリカのApple Computer(現在のApple)社は、初代「Macintosh(マッキントッシュ)」を発売しました。
これは、パーソナルコンピュータ(パソコン)の歴史における最大の革命の一つと言われています。
当時のコンピュータは、黒い画面に緑色の文字だけで命令を打ち込む「CUI(キャラクターユーザーインターフェース)」が主流で、専門知識が必要な難しい機械でした。
しかし、Macintoshは「GUI(グラフィカルユーザーインターフェース)」を一般向けに本格採用しました。
これは、画面上のアイコンやウィンドウを「マウス」を使って操作するという、現在では当たり前となっている操作方法です。
スティーブ・ジョブズ率いる開発チームは、誰にでも使える直感的なコンピュータを目指し、徹底的なこだわりを持って開発を進めました。
発売に合わせて公開されたテレビCM「1984」も伝説的です。
映画『ブレードランナー』などで知られるリドリー・スコット監督が手掛けたこのCMは、ジョージ・オーウェルの小説『1984年』をモチーフにしていました。
管理社会を打ち破るヒロインがハンマーを投げつける映像は、IBMが支配していた当時のコンピュータ市場に対するAppleの挑戦状でした。
初代Macintoshの登場は、コンピュータを「計算機」から「創造性を拡張するツール」へと変える転換点となりました。
その思想とデザイン哲学は、現在のiPhoneやiPadに至るまで、Apple製品の根底に流れ続けています。
1月24日は、テクノロジーが人間に寄り添う形へと進化した、記念碑的な日なのです。
日本国内の歴史的出来事・事件
横井庄一さんの発見(1972年)
1972年(昭和47年)1月24日、世界中を驚愕させるニュースがグアム島から飛び込んできました。
太平洋戦争の終結から28年もの間、グアム島のジャングルで潜伏生活を続けていた元日本兵、横井庄一さんが発見されたのです。
横井さんは、地元の猟師によってタロフォフォ川の近くで発見されました。
発見当時の彼は、自生する植物の繊維を織って作った衣服を身にまとい、穴を掘って作った地下壕で暮らしていました。
彼は戦争が終わったことを知らず、あるいは信じることができず、敵に見つかることを恐れて極限のサバイバル生活を続けていたのです。
このニュースは、高度経済成長の真っ只中にあった日本社会に大きな衝撃を与えました。
戦後の繁栄を享受していた日本人にとって、戦争という過去が突如として目の前に現れたような出来事でした。
帰国後の記者会見で彼が語った第一声、「恥ずかしながら帰って参りました」は、その年の流行語となりました。
この言葉には、生きて捕虜になることを恥とする当時の軍人精神と、変わり果てた祖国への戸惑いが凝縮されていました。
横井さんの発見は、戦争の悲劇を改めて浮き彫りにすると同時に、人間の凄まじい生命力と精神力を示す実例として、後世まで語り継がれています。
その後、彼は日本での生活に適応しながら、自身の体験を語り継ぐ活動や、質素倹約を訴える評論活動を行いました。
1月24日が誕生日の有名人:歴史人物から人気芸能人まで
1月24日生まれの人物は、独自の感性で時代を切り開くアーティストや、強い意志を持ったリーダーが多い傾向にあります。
歴史上の偉人から、現在活躍中のアイドルまで、多彩な顔ぶれを紹介します。
日本国内で生まれた著名人・芸能人
市原悦子(1936年):女優・声優。『家政婦は見た!』シリーズや『まんが日本昔ばなし』の語りで国民的人気を博した。
野際陽子(1936年):女優・アナウンサー。知的な役柄からコメディまで幅広くこなし、多くのドラマで活躍。
里中満智子(1948年):漫画家。『天上の虹』など、歴史ロマンあふれる作品で知られる少女漫画界の巨匠。
五輪真弓(1951年):シンガーソングライター。代表曲『恋人よ』は世代を超えて歌い継がれる名曲。
渡辺正行(1956年):お笑いタレント。コント赤信号のリーダーであり、「リーダー」の愛称で親しまれる。
段田安則(1957年):俳優。舞台からテレビドラマまで、硬軟自在に演じ分ける名バイプレーヤー。
前田日明(1959年):元プロレスラー。UWFやRINGSを立ち上げ、格闘技界に多大な影響を与えた。
岩井俊二(1963年):映画監督。『Love Letter』『スワロウテイル』など、独特の映像美は「岩井美学」と呼ばれる。
唐沢寿明(1963年):俳優。『白い巨塔』の財前五郎役など重厚な演技から、バラエティでの軽快なトークまで魅力。
南章子(1968年):元体操選手。ソウルオリンピックに出場するなど、日本の女子体操界を牽引。
明神智和(1978年):元サッカー日本代表。2002年日韓ワールドカップなどで活躍したミッドフィルダー。
阿部真央(1990年):シンガーソングライター。力強い歌声とストレートな歌詞で若い世代から支持を集める。
永瀬廉(1999年):アイドル・俳優。King & Princeのメンバーとして活躍し、映画やドラマでも主演を務める。
海外で生まれた著名人・歴史上の人物
ハドリアヌス(76年):ローマ皇帝。「五賢帝」の一人で、ハドリアヌスの長城の建設などで知られる。
フリードリヒ2世(大王)(1712年):プロイセン国王。軍事的天才でありながら、芸術や哲学を愛した啓蒙専制君主。
ナスターシャ・キンスキー(1961年):ドイツ出身の女優。映画『テス』などで国際的な名声を博した。
ルイス・スアレス(1987年):ウルグアイ出身のサッカー選手。世界屈指のストライカーとして多くのクラブで活躍。
1月24日生まれのアニメキャラ
フラン(『家庭教師ヒットマンREBORN!』):ヴァリアーの隊員で、カエルの帽子がトレードマークの幻術使い。
越智康介(『ヒカルの碁』):プロ棋士試験編に登場する、実力ある院生の一人。
カイヤ(『ONE PIECE』):シロップ村の屋敷に住む病弱だが芯の強いお嬢様。ウソップの友人。
エーリカ・ハルトマン(『ストライクウィッチーズ』):天才的な空戦技術を持つウィッチ。マイペースな性格。
野坂みほ(『テニスの王子様』):青春学園中等部の生徒で、テニス部の応援に熱心な三人娘の一人。
1月24日のバースデー情報
1月24日生まれの人の運勢や性格を象徴する、花、石、色について解説します。
これらの要素は、誕生日プレゼントを選ぶ際のヒントにもなります。
1月24日の誕生花と花言葉
サフラン
花言葉は「歓喜」「過度をつつしめ」「陽気」です。
サフランは古くから高価なスパイスや染料として利用されてきた歴史ある植物です。
「歓喜」という言葉は、かつてこの花が薬として用いられ、人々の気分を明るくしたことに由来すると言われています。
一方で「過度をつつしめ」は、使いすぎると副作用があることへの戒めを含んでいます。
この花を持つ人は、周囲を明るくするエネルギーと、物事のバランスを見極める賢さを兼ね備えているかもしれません。
フリージア
花言葉は「あどけなさ」「純潔」「親愛の情」です。
春の訪れを告げるような甘い香りが特徴的な花です。
その純真無垢な姿から、清らかな心や深い愛情を表す言葉が付けられています。
1月24日の誕生石と石言葉
ミルキー・クォーツ(乳石英)
石言葉は「母性愛」です。
水晶の中に微細な内包物が含まれることで、半透明の乳白色に見える石です。
その優しい色合いは、月の光やミルクを連想させ、持ち主の心を穏やかに包み込むと言われています。
寛大な心や、他者を慈しむ愛情を育むパワーがあると信じられています。
1月24日生まれの人が持つ、周囲への優しさや包容力を象徴するような石です。
1月24日のバースデーカラーと誕生色
鴨の羽色(かものはいろ/Duck Blue)
色言葉は「誠実」「冷静沈着」です。
真鴨(マガモ)のオスの頭部に見られるような、少し緑がかった深く美しい青色(青緑色)を指します。
落ち着きがありながらも華やかさを秘めたこの色は、知性と品格を感じさせます。
感情に流されず、誠実に物事に向き合う姿勢を表しています。
1月24日は何座?星座情報
1月24日生まれの星座は「水瓶座(みずがめ座)」です。
水瓶座は、1月20日から2月18日までの期間に生まれた人が該当します。
この星座の人は、一般的にな固定観念にとらわれない自由な発想を持っていると言われています。
独創的でありながらも、博愛精神に富み、誰とでも公平に接することができるフレンドリーな一面も持ち合わせています。
新しいものやテクノロジーへの関心が高い傾向もあり、まさにMacintoshが発売された日にふさわしい星座と言えるかもしれません。
【まとめ】1月24日何の日?振り返り
1月24日は、世界を熱狂させた「ゴールドラッシュ」が始まった日であり、日本の子供たちを支えた「学校給食」に感謝する週間のスタート日でもあります。
また、コンピュータの歴史を変えた「Macintosh」の登場や、戦争の記憶を呼び覚ました「横井庄一さんの発見」など、時代を画する出来事が集中しています。
永瀬廉さんや唐沢寿明さんなど、多くの人々を魅了する才能豊かな著名人が生まれた日でもあります。
誕生花であるサフランが「歓喜」を意味するように、この日は何か新しい価値が見つかる、喜びの予感に満ちた一日と言えるでしょう。
1月24日という日付を通して、歴史の重みと未来への希望を感じ取っていただければ幸いです。