2月5日は、多くの人々にとって「笑顔」を意識する日であり、日本のプロ野球ファンにとっては聖地的な意味を持つ日付です。
冬の寒さが厳しい時期ですが、春の訪れを待つ中で、希望や活力に関連する記念日が多く制定されています。
語呂合わせによる親しみやすい記念日から、国際条約や国の制度に関わる厳粛な記念日まで、その種類は多岐にわたります。
特に、日本のエンターテインメントやスポーツの基盤が作られた日であることは、現代の私たちにとっても無縁ではありません。
それでは、2月5日を代表する主要な記念日について、その由来と背景を深く掘り下げていきましょう。
2月5日は何の日?代表的な記念日・イベント
プロ野球の日
1936年(昭和11年)の2月5日、全日本職業野球連盟が結成されました。
これは、現在の一般社団法人日本野球機構(NPB)の前身となる組織です。
この結成により、日本におけるプロ野球の歴史が正式に幕を開けました。
当時の加盟球団は、東京巨人軍(現:読売ジャイアンツ)、大阪タイガース(現:阪神タイガース)、阪急軍(現:オリックス・バファローズ)、名古屋軍(現:中日ドラゴンズ)、東京セネタース、大東京軍、名古屋金鯱軍の7チームでした。
結成当時は「職業野球」という名称が使われており、まだプロスポーツとしての社会的地位は確立されていませんでした。
しかし、この日に連盟が発足したことで、リーグ戦の開催やルールの統一が可能となり、国民的スポーツへと成長する土台が築かれたのです。
この日を記念して、プロ野球関係者やファンの間では、球春到来を告げるキャンプインの時期とも重なり、野球の歴史を振り返る日として大切にされています。
毎年この日には、往年の名選手を称えるイベントや、野球殿堂博物館での企画などが行われることがあります。
日本のスポーツ文化の原点とも言える、非常に意義深い記念日です。
笑顔の日
「ニ(2)コ(5)ニコ」という語呂合わせから、2月5日は「笑顔の日」とされています。
この記念日は、ボランティア団体などが中心となって、社会全体に笑顔を広げることを目的に制定されました。
笑顔には、ストレスを軽減し、免疫力を高める効果があると言われています。
また、笑顔はコミュニケーションの潤滑油であり、周囲の人々を明るい気持ちにさせる力を持っています。
この日は、普段よりも意識して笑顔で過ごし、感謝の気持ちを表情で伝えることが推奨されています。
近年では、SNS上で「#笑顔の日」というハッシュタグとともに、笑顔の写真やイラストを投稿する動きも見られます。
接客業やサービス業などでは、この日に合わせて「スマイルキャンペーン」などを実施する企業もあります。
たとえ辛いことがあっても、この日だけは鏡の前で口角を上げ、自分自身と周りの人を元気づけるきっかけにする日です。
2月5日に制定されたすべての記念日・イベント一覧
海外・国際的に定められた記念日
憲法記念日(メキシコ)
1917年のこの日、メキシコ革命の成果を反映した「メキシコ合衆国憲法」が採択されたことを祝う国民の祝日です。
ルーネベリの日(フィンランド)
フィンランドの国歌を作詞した国民的詩人、ヨハン・ルドヴィグ・ルーネベリの誕生日を記念する日であり、円筒形のケーキ「ルーネベリタルト」を食べる習慣があります。
カシミール連帯デー(パキスタン)
カシミール地方の分離主義勢力への連帯を示し、その地域の平和と権利を訴えるためのパキスタンの祝日です。
聖アガタの祝日(キリスト教)
シチリア島のカターニアで殉教した聖女アガタを記念する日であり、乳がんの守護聖人や防火の守護聖人として崇敬されています。
メキシコ憲法記念日(1917年)
1917年2月5日に公布されたメキシコ憲法は、世界の憲法史において極めて重要な位置を占めています。
この憲法は、当時のメキシコ革命の激動の中で生まれました。
特筆すべきは、世界で初めて「社会権」を明記した憲法であるという点です。
労働者の権利、土地改革、教育の無償化など、国民の生活を守るための条項が詳細に定められました。
これは、後のドイツのワイマール憲法(1919年)や、多くの国の現代憲法にも大きな影響を与えたと言われています。
メキシコではこの日は祝日となり、各地でパレードや式典が行われます。
国民にとっては、自由と権利を勝ち取った歴史を再確認する日でもあります。
日本国内で定められた記念日
日本二十六聖人殉教の日
1597年(慶長元年)、豊臣秀吉の命により長崎の西坂で26人のキリスト教徒が処刑されたことを記念する、カトリック教会の典礼日です。
ふたごの日
「ふ(2)たご(5)」の語呂合わせから、双子グッズ専門店などが制定し、多胎児育児への理解を深めることを目的としています。
日本語検定の日
「に(2)ほんご(5)」の語呂合わせで、日本語検定委員会が、日本語の正しい使い方や美しさを再認識してもらうために制定しました。
日本二十六聖人殉教の日(1597年)
1597年2月5日(旧暦慶長元年12月19日)、長崎の西坂の丘で日本の宗教史に残る悲劇が起こりました。
豊臣秀吉によるキリシタン禁教令の結果、フランシスコ会の宣教師や日本人信徒を含む26人が捕らえられました。
彼らは京都で耳をそがれた後、真冬の寒さの中、長崎まで歩かされました。
そしてこの日、十字架にかけられ、槍で突かれて処刑され、殉教しました。
この26人の中には、12歳の少年ルドビコ茨木も含まれていました。
彼らは死の直前まで信仰を捨てず、讃美歌を歌いながら天に召されたと伝えられています。
1862年、ローマ教皇ピウス9世によって、この26人は聖人に列せられました。
現在、長崎市の西坂公園には「日本二十六聖人記念館」と記念碑が建てられており、世界中から巡礼者が訪れる祈りの場所となっています。
この出来事は、日本におけるキリスト教信仰の強さと、弾圧の歴史を今に伝える重要な事件です。
その他・民間企業や団体が制定した記念日
ニゴロブナの日
「ニ(2)ゴ(5)ロブナ」の語呂合わせで、滋賀県高島市が制定しました。
みずたまの日
アサヒ飲料株式会社が制定。「カルピス」の水玉模様にちなみ、創業者が水玉の着想を得た時期に由来します。
中部国際空港開港記念日
2005年2月5日に、愛知県常滑市に中部国際空港(セントレア)が開港したことを記念しています。
煮たまごの日
「ニ(2)たまご(5)」の語呂合わせで、煮たまごの魅力を広めるために食品メーカーなどが制定しました。
ニゴロブナの日
滋賀県の琵琶湖固有種である「ニゴロブナ」は、滋賀の伝統食「鮒ずし」の原材料として知られています。
しかし、環境の変化や外来魚の影響により、その漁獲量は激減していました。
そこで、ニゴロブナの資源回復と、食文化の継承を目的として、語呂合わせの良い2月5日が記念日として制定されました。
この日には、滋賀県内で稚魚の放流活動の報告や、鮒ずしの試食会などが行われることがあります。
地域の生態系と伝統文化を守るための、重要な啓発活動の日となっています。
2月5日に何があった?世界を動かした過去の出来事・事件
2月5日は、科学技術の進歩を示す出来事から、政治や思想に関わる重大な事件まで、歴史の転換点となる出来事が多数記録されています。
世界・海外の歴史的出来事・事件
アポロ14号の月面着陸(1971年)
1971年の2月5日、アメリカの有人宇宙船アポロ14号が、月面の「フラ・マウロ高地」への着陸に成功しました。
これは、前号のアポロ13号が事故により月面着陸を断念した後の、再開されたミッションでした。
アラン・シェパード船長とエドガー・ミッチェル飛行士は月面に降り立ち、数々の科学実験を行いました。
このミッションで特に有名なエピソードは、シェパード船長による「月面ゴルフ」です。
彼は月面でゴルフクラブ(6番アイアンのヘッドを採取用具の柄に取り付けたもの)を振り、ボールを打ちました。
低重力の環境下で、ボールは「何マイルも飛んでいった」と船長は語りました(実際には数百メートル程度と推測されています)。
このユーモラスなパフォーマンスは、冷戦下の宇宙開発競争における緊張感の中で、人類の余裕と科学への探究心を示す象徴的なシーンとして語り継がれています。
アポロ14号の成功は、有人月面探査計画の信頼性を回復させ、その後の科学的発見へとつながる重要なステップとなりました。
日本国内の歴史的出来事・事件
慶應義塾大学と早稲田大学の認可(1920年)
1920年(大正9年)の2月5日、日本の高等教育の歴史において画期的な出来事がありました。
1918年に公布された「大学令」に基づき、慶應義塾大学と早稲田大学が、日本で最初の私立大学として正式に認可されたのです。
それまで「大学」という名称は帝国大学(国立大学)にのみ使用が許されており、私立の学校はあくまで「専門学校」という扱いでした。
しかし、福澤諭吉が創設した慶應義塾と、大隈重信が創設した東京専門学校(早稲田)は、すでに実質的な高等教育機関としての実績を積んでいました。
この認可により、両校は名実ともに最高学府としての地位を確立しました。
これは、官立中心だった日本の教育システムに多様性をもたらし、私学の振興に大きく寄与しました。
現在、「早慶」と並び称される両大学のライバル関係や伝統は、この日の認可を起点としてさらに発展していくことになります。
また、同年4月には明治大学、法政大学、中央大学、日本大学、國學院大學、同志社大学なども大学として認可され、日本の大学教育が大衆化・拡大していく契機となりました。
2月5日が誕生日の有名人:歴史人物から人気芸能人まで
2月5日は、なぜか世界的なサッカー選手が集中して生まれている「奇跡の日」です。
また、日本の芸能界や歴史上の人物においても、個性豊かな才能を持つ人々が名を連ねています。
日本国内で生まれた著名人・芸能人
三条天皇(976年):第67代天皇。
安井算哲(渋川春海)(1639年):江戸時代の天文学者・囲碁棋士。日本初の暦「貞享暦」を作成。
西郷従道(1843年):明治時代の政治家・海軍軍人。西郷隆盛の弟。
大地真央(1956年):女優。元宝塚歌劇団月組トップスターとして活躍。
竹内都子(1962年):お笑いタレント(ピンクの電話)。個性的な声とキャラクターで人気。
川上麻衣子(1966年):女優。『3年B組金八先生』などで注目を集める。
森脇健児(1967年):タレント。マラソンランナーとしても知られる。
長州小力(1972年):お笑いタレント。長州力のものまねでブレイク。
伊東利和(1975年):お笑い芸人(元・ヤンキース)。
TAKURO(1976年):ミュージシャン。ロックバンドGLAYのリーダーでありギタリスト。
ホリ(1977年):ものまねタレント。木村拓哉などのものまねで有名。
中島早貴(1994年):歌手、女優。元℃-uteのメンバー。
小宮有紗(1994年):女優、声優。『ラブライブ!サンシャイン!!』黒澤ダイヤ役など。
松本穂香(1997年):女優。ドラマ『この世界の片隅に』で主演を務める。
Kōki,(2003年):ファッションモデル、作曲家。木村拓哉と工藤静香の次女。
海外で生まれた著名人・歴史上の人物
ヨハン・ルドヴィグ・ルーネベリ(1804年):フィンランドの国民的詩人。
ジョン・ボイド・ダンロップ(1840年):スコットランドの発明家。空気入りタイヤを実用化。
ハンク・アーロン(1934年):アメリカの元プロ野球選手。通算755本塁打の記録を持つレジェンド。
H・R・ギーガー(1940年):スイスの画家、デザイナー。映画『エイリアン』のデザインで有名。
マイケル・マン(1943年):アメリカの映画監督。『ヒート』『コラテラル』などを手掛ける。
クリスティアーノ・ロナウド(1985年):ポルトガル代表サッカー選手。バロンドールを複数回受賞。
カルロス・テベス(1984年):アルゼンチン元代表サッカー選手。強靭なフィジカルと得点力で活躍。
ネイマール(1992年):ブラジル代表サッカー選手。華麗なテクニックで世界を魅了。
アドナン・ヤヌザイ(1995年):ベルギー代表サッカー選手。
2月5日生まれのアニメキャラ
ラクス・クライン(『機動戦士ガンダムSEED』):プラントの最高評議会議長の娘であり、歌姫。
ビスタ(『ONE PIECE』):白ひげ海賊団5番隊隊長。「花剣のビスタ」の異名を持つ剣士。
相田景虎(『黒子のバスケ』):誠凛高校バスケ部監督・相田リコの父。
西郷てるひこ(『銀魂』):かぶき町四天王の一人。西郷隆盛をモデルにしたキャラクター。
イ・スヒョク(『ワールドトリガー』):B級ランク戦で活躍する部隊の隊長。
ガーターベルト(『Panty & Stocking with Garterbelt』):教会に使える神父。
2月5日のバースデー情報
誕生日にまつわる花や宝石、色は、その人の性格や運命を象徴するものとして親しまれています。
2月5日のバースデー情報を紹介します。
2月5日の誕生花と花言葉
オキナグサ(翁草)
花言葉は「清純な心」「告げられぬ恋」「何も求めない」です。
春に暗赤紫色の花を咲かせ、花が終わった後にできる白い綿毛が、老人の白髪に見えることからこの名がつきました。
うつむき加減に咲く姿が、控えめで清純な印象を与えます。
サクラソウ(桜草)
花言葉は「初恋」「憧れ」「純潔」です。
桜の花に似た可憐な花を咲かせることから名付けられました。
江戸時代から園芸品種として愛されており、春の訪れを告げる花の一つです。
ボケ(木瓜)
花言葉は「先駆者」「指導者」「妖精の輝き」です。
早春に他の花に先駆けて咲くことから、リーダーシップや先見の明を意味する言葉が与えられました。
2月5日の誕生石と石言葉
梅花石(プラム・ブロッサム・ジャスパー)
石言葉は「困難に打ち勝つ」「忍耐」です。
黒や灰色の石の中に、梅の花が咲いたような模様が入っている独特な石です。
寒さの中で咲く梅のように、逆境に耐えて成功を掴む力を与えてくれると言われています。
アメジスト(2月の月間誕生石)
石言葉は「誠実」「心の平和」「高貴」です。
古くから高貴な色とされる紫色の水晶で、真実の愛を守り抜く力があると信じられています。
2月5日のバースデーカラーと誕生色
プラム (Plum)
色言葉は「信念」「謙虚」「遊戯」です。
この色を持つ人のパーソナリティは「空想にふけるのが好きな夢見る人」とされています。
深く落ち着いた紫がかった赤色は、内面の豊かさと独創性を表しています。
2月5日は何座?星座情報
2月5日生まれの星座は「水瓶座(みずがめ座)」です。
水瓶座は、1月20日頃から2月18日頃までに生まれた人が該当します。
風の要素を持つ星座で、守護星は天王星です。
一般的で型にはまった考え方を嫌い、独創的で自由な発想を好みます。
博愛精神に富み、誰に対しても公平に接することができるため、友人が多い傾向にあります。
論理的でクールな一面と、情熱的な理想主義者の側面を併せ持っているのが特徴です。
【まとめ】2月5日何の日?振り返り
2月5日は、日本のプロ野球が始まった記念すべき日であり、スポーツファンにとっては特別な一日です。
また、「笑顔の日」という素敵な語呂合わせの記念日でもあります。
歴史に目を向ければ、キリスト教の殉教という悲しい出来事や、アポロ14号の月面着陸という科学の偉業がありました。
そして、クリスティアーノ・ロナウドやネイマールといった世界的なスターがこの日に生まれていることは、驚くべき偶然です。
もし2月5日が誕生日であれば、困難に打ち勝つ「梅花石」や、信念を表す「プラム」の色が、あなたの人生を彩ってくれるかもしれません。
今日はぜひ、鏡の前で笑顔を作り、プロ野球や歴史のロマンに思いを馳せてみてはいかがでしょうか。