5月22日は、地球環境の未来を見据える国際的な記念日であるとともに、日本の近代レジャーや公共交通の歴史においても重要な節目となる日です。
世界的には生物の多様性を守るための啓発活動が行われ、国内では健康的なライフスタイルを象徴する自転車に関連する行事が催されます。
また、この日は多くの人々の記憶に新しい、日本を代表する巨大建造物の開業記念日でもあります。
春から初夏へと移り変わる爽やかな季節の中で、私たちの生活や文化、そして自然界との繋がりを再認識するための多様なテーマがこの1日に凝縮されています。
本記事では、5月22日に制定されている数多くの記念日や、過去に起きた重要な歴史的事実について詳しく掘り下げていきます。
5月22日は何の日?代表的な記念日・イベント
国際生物多様性の日
国際生物多様性の日は、国際連合が1994年に制定し、2000年に日付が現在の5月22日に変更された国際デーの一つです。
この記念日は、1992年5月22日にナイロビで開催された会議において、生物の多様性に関する条約の本文が採択されたことを記念しています。
生物多様性とは、地球上の多様な生態系、種、そして遺伝子の豊かさを指す概念です。
人類の生存は、食料や水の提供、気候の安定化など、自然界が提供する生態系サービスに深く依存しています。
しかし、近年の開発や気候変動により、かつてないスピードで多くの種が絶滅の危機に瀕しています。
この日は世界各国でシンポジウムや植樹活動、環境教育のイベントが開催され、持続可能な社会の構築に向けた議論が行われます。
一人ひとりが身近な自然に目を向け、自分たちのライフスタイルが生物多様性にどのような影響を与えているかを考えるきっかけとして機能しています。
2010年の「国際生物多様性年」を経て、この記念日の認知度は日本国内でも高まっており、環境省を中心にさまざまな啓発プロジェクトが展開されています。
サイクリングの日
サイクリングの日は、公益財団法人日本サイクリング協会が2009年に創立45周年を記念して制定しました。
由来となったのは1964年5月22日で、この日に同協会が当時の文部大臣から設立の認可を受けたという歴史的な経緯があります。
サイクリングは単なる移動手段としての自転車利用を超え、健康増進や自然との触れ合い、さらには観光振興の一翼を担う文化として親しまれています。
この記念日の制定には、自転車を通じて心身の健全な発達を促進し、サイクリングの普及をさらに加速させるという目的が込められています。
制定された2009年以降、5月22日前後には全国各地でサイクリングイベントや自転車安全利用の講習会が実施されるようになりました。
特に5月は気候が安定し、新緑が美しい季節であるため、自転車で長距離を走るロングライドイベントにも適しています。
近年では環境意識の高まりや健康志向の普及、さらには「サイクルツーリズム」と呼ばれる地域活性化の手法としても注目を集めています。
この日は改めて、安全な走行ルールを再確認し、自転車がもたらす豊かな生活の可能性を享受する日と位置づけられています。
5月22日に制定されたすべての記念日・イベント一覧
海外・国際的に定められた記念日
国際生物多様性の日
1992年の生物多様性条約の採択を記念して、国連が制定した国際デーです。
生物の多様性を守るための理解と意識を高めることを目的としています。
イエメン統一記念日
1990年5月22日、北イエメンと南イエメンが統合され、イエメン共和国が誕生したことを祝う国家記念日です。
ビットコイン・ピザ・デー
2010年、1万ビットコインで2枚のピザが購入され、世界で初めて実物資産との決済が行われたことを記念する日です。
日本国内で定められた記念日
ガールスカウトの日
1947年のこの日、第1回全日本ガールスカウト大会が開催されたことにちなみ、ガールスカウト日本連盟が制定しました。
たまご料理の日
全日本うまいもん推進協議会が制定しました。
「05(たまご)22(ニワトリ)」の語呂合わせに由来しています。
抹茶の新茶の日
抹茶の産地として有名な愛知県の西尾茶協同組合が制定しました。
新茶のシーズンであることを祝う日です。
なお、茶の字を分解すると「八十八」になることから立春から88日目の「八十八夜」に近いことも背景にあります。
ほじょ犬の日
2002年のこの日、「身体障害者補助犬法」が成立したことを記念して制定されました。
補助犬への理解を深める日です。
うなぎの未来を考える日
2009年にマリアナ海溝付近でニホンウナギの天然卵が世界で初めて採集された日にちなみ、資源保護を考える日として制定されました。
その他・民間企業や団体が制定した記念日
パックマンの日
株式会社バンダイナムコエンターテインメントが制定。
1980年のこの日、世界的人気ゲーム『パックマン』が初めて公開されました。
カニカマの日
石川県のスギヨが制定。カニの足の形を模した「カニカマ」の美味しさを伝える日です。
22をカニのハサミに見立てています。
ショートケーキの日
毎月22日はショートケーキの日とされています。
カレンダーで22日の上が「15日(いちご)」であることに由来するユニークな記念日です。
東京スカイツリー開業(2012年)
2012年5月22日、東京都墨田区に建設された世界一の自立式電波塔「東京スカイツリー」がグランドオープンを迎えました。
当日はあいにくの雨模様でしたが、開業を待ちわびた多くの人々が訪れ、周辺の商業施設「東京ソラマチ」を含めた「東京スカイツリータウン」は大盛況となりました。
このタワーの高さは、旧国名の武蔵国にちなんで「634メートル」に設定されており、地元のシンボルとしてだけでなく、デジタル放送の電波塔としての重要な役割も担っています。
建設にあたっては、日本の伝統的な建築技術である五重塔の「心柱制振」を応用した最新の耐震構造が採用されました。
この開業により、周辺の下町エリアには大きな経済効果がもたらされ、東京観光の新しい軸が形成されることとなりました。
開業から10年以上が経過した現在でも、スカイツリーは日本の技術力の象徴として、また四季折々のライティングで夜空を彩る芸術作品として愛されています。
5月22日に何があった?世界を動かした過去の出来事・事件
5月22日は、航空技術の進歩から大規模な自然災害、そしてデジタル革命に至るまで、人類の歩みに大きな影響を与えた出来事が数多く発生しています。
世界・海外の歴史的出来事・事件
ライト兄弟が飛行機の特許を取得(1906年)
1906年5月22日、アメリカ合衆国の特許局は、ウィルバー・ライトとオーヴィル・ライトの兄弟に対し、有人動力飛行機の基礎となる「飛行機械」の特許を与えました。
この特許(米国特許第821,393号)は、単にエンジンを搭載した機械というだけでなく、機体の「操縦」という概念を法的に確立させた画期的なものでした。
ライト兄弟は、翼の端をねじることで機体を左右に傾ける「たわみ翼」の技術など、3軸制御による安定した飛行を重視していました。
この特許の取得は、後の航空産業の爆発的な発展を支える一方で、多くの競合他社との間で激しい「特許紛争」を引き起こす原因ともなりました。
しかし、彼らが発明した技術がなければ、現代の航空網が存在しなかったことは間違いありません。
この日は、人類が空を自由に行き来するための「権利」を法的に手に入れた日として、科学技術史上非常に重要な意味を持っています。
チリ地震の発生(1960年)
1960年5月22日午後3時11分(現地時間)、チリ中部のバルディビア近海を震源とする、近代観測史上最大となるマグニチュード9.5の巨大地震が発生しました。
この地震は「チリ地震」または「バルディビア地震」と呼ばれ、断層の破壊長さは約1,000キロメートルにも及びました。
地震の揺れによる直接的な被害も甚大でしたが、この地震が恐ろしかったのは、その後に発生した巨大な津波です。
津波は時速約750キロメートルの速さで太平洋を横断し、ハワイを経由して約22時間後に日本列島の東海岸に到達しました。
三陸海岸などでは、最大で6メートルを超える津波が押し寄せ、142名の死者・行方不明者を出すという甚大な被害を記録しました。
この災害は、遠く離れた場所で発生した地震であっても、津波として国境を越え甚大な被害をもたらすことを世界に知らしめました。
これをきっかけに、太平洋津波警報組織の整備が進められるなど、国際的な防災協力体制が強化されることとなりました。
日本国内の歴史的出来事・事件
伊丹十三襲撃事件(1992年)
1992年5月22日、映画監督の伊丹十三氏が、東京都世田谷区の自宅近くで刃物を持った5人組の男たちに襲撃される事件が発生しました。
伊丹監督は顔や首に深い傷を負いましたが、命に別状はなく、病院のベッドで見せた力強い表情は当時のメディアで大きく報じられました。
この事件の背後には、暴力団の民事介入暴力をテーマにした映画『ミンボーの女』の内容に不満を抱いた組織の影がありました。
表現の自由に対する暴力的な弾圧として、日本社会全体に大きな衝撃を与え、暴力団排除運動がより一層加速するきっかけとなりました。
伊丹監督自身は後に、この恐怖をバネにするかのように、再び社会問題を鋭く突く作品を世に送り出し続けました。
この事件は、日本における表現の自由と暴力の関係を再考させる象徴的な出来事として記憶されています。
5月22日が誕生日の有名人:歴史人物から人気芸能人まで
5月22日は、音楽家から漫画家、トップアスリートまで、各界で突出した才能を発揮した人々が多く生まれています。
日本国内で生まれた著名人・芸能人
大竹まこと(1949年):タレント、俳優。毒舌を交えた鋭い批評眼を持つコメンテーターとしても知られます。
森末慎二(1957年):元体操競技選手。ロサンゼルスオリンピック金メダリストで、現在はタレントとして活動しています。
庵野秀明(1960年):アニメーター、映画監督。代表作に『新世紀エヴァンゲリオン』や『シン・ゴジラ』があります。
嶋大輔(1964年):歌手、俳優。『男の勲章』が大ヒットし、ツッパリブームの中心的存在となりました。
錦織一清(1965年):歌手、俳優、演出家。アイドルグループ「少年隊」のリーダーとして長年活躍しました。
ゴリ(1972年):お笑い芸人、俳優。お笑いコンビ「ガレッジセール」として多くのバラエティ番組に出演しています。
田中麗奈(1980年):女優。映画『がんばっていきまっしょい』で主演を務め、数々の賞を受賞しました。
江口拓也(1987年):声優、歌手。『SPY×FAMILY』のロイド・フォージャー役など、多くの人気作品に出演しています。
吾峠呼世晴(1989年):漫画家。社会現象を巻き起こした歴史的大ヒット作『鬼滅の刃』の作者です。
髙木菜那(1992年):元スピードスケート選手。平昌オリンピックで2個の金メダルを獲得する快挙を成し遂げました。
海外で生まれた著名人・歴史上の人物
リヒャルト・ワーグナー(1813年):ドイツの作曲家。歌劇の形式を極限まで高めた『楽劇』の創始者として音楽史に名を刻んでいます。
アーサー・コナン・ドイル(1859年):イギリスの作家。名探偵シャーロック・ホームズの生みの親として世界的に著名です。
ローレンス・オリヴィエ(1907年):イギリスの俳優、映画監督。20世紀最高の演技派俳優の一人と称賛されました。
ナオミ・キャンベル(1970年):イギリスのファッションモデル。スーパーモデルの黄金時代を築いた象徴的存在です。
マギー・Q(1979年):アメリカの女優。アクション映画やドラマ『NIKITA / ニキータ』で主演を務めました。
ノバク・ジョコビッチ(1987年):セルビアのプロテニス選手。テニス史上最多のグランドスラム優勝回数を誇る王者です。
5月22日生まれのアニメキャラ
三井寿(『SLAM DUNK』):湘北高校3年。卓越した3ポイントシュート能力を持つ、元中学MVPの天才シューターです。
双葉杏(『アイドルマスター シンデレラガールズ』):印税生活を夢見るニート気質のアイドルですが、高い実力を秘めています。
花村陽介(『ペルソナ4』):主人公の親友であり、八十神高校に通う元気なムードメーカーです。
原村和(『咲-Saki-』):デジタルな打法を得意とする麻雀部員で、全国大会でも活躍する主要人物です。
あみこみ(『どうぶつの森』シリーズ):どうぶつの森シリーズに登場する、独特な雰囲気を持つキャラクターです。
5月22日のバースデー情報
誕生日を祝うための誕生花、誕生石、そしてバースデーカラーについて、それぞれの意味や由来を詳しく紹介します。
5月22日の誕生花と花言葉
フクシア
フクシアは、その形が耳飾りのように見えることから「貴婦人のイヤリング」とも呼ばれる美しい花です。
花言葉は「つつましい愛」「信じる愛」「趣味の良さ」などがあり、優雅で気品のある姿を象徴しています。
下向きに咲くその姿は、謙虚ながらも強い意志を感じさせ、大切な人への贈り物としても非常に人気があります。
レモン
爽やかな香りが特徴のレモンは、白い花を咲かせることから誕生花の一つに数えられています。
花言葉には「熱意」「誠実な愛」「思慮分別」があり、清潔感とポジティブなエネルギーを与えてくれる花として愛されています。
5月22日の誕生石と石言葉
カイヤナイト
カイヤナイトは、深い藍色が美しい鉱石で、和名を藍晶石といいます。
石言葉には「適応」「純粋」「清浄」があり、混乱した感情を整理し、自分自身の道を切り拓く手助けをするとされています。
依存心を取り除き、独立心や探求心を高めたいときに身につけると良いと言われるスピリチュアルな石です。
デンドリティック・アゲート
石の中にシダや樹木の枝のような模様が封じ込められた非常に神秘的なアゲート(瑪瑙)です。
石言葉は「豊かさ」「繁栄」で、古くから豊作や平穏な生活を守る守護石として大切にされてきました。
5月22日のバースデーカラーと誕生色
ピーグリーン
5月22日の誕生色は「ピーグリーン」と呼ばれ、エンドウ豆のような若々しくも落ち着いた緑色です。
色言葉は「実践」「教養」「優しさ」であり、この色を持つ人は知性と行動力を兼ね備えていると言われます。
周囲との調和を保ちつつ、自分の信念を実直に遂行するバランス感覚に優れた個性を表しています。
5月22日は何座?星座情報
5月22日生まれの人は、双子座(ふたご座)に属します。
双子座は、知性とコミュニケーションを司る水星を守護星に持つ風のエレメントの星座です。
5月22日は双子座の期間の始まりの方に位置しており、非常に好奇心が強く、新しい情報を吸収する能力に長けています。
一つのことに固執せず、複数のことを同時にこなす器用さがあり、社交的で周囲を明るくさせる才能を持っています。
一方で、変化を好むため飽きっぽい一面もありますが、その柔軟性が変化の激しい現代社会において大きな武器となるでしょう。
【まとめ】5月22日何の日?振り返り
5月22日は、地球規模の環境問題を考える「国際生物多様性の日」から、日本の象徴「東京スカイツリー」の開業まで、幅広く重要な意味を持つ1日です。
歴史を振り返れば、ライト兄弟の特許取得やチリ地震といった、科学と自然の大きなうねりがこの日に起きていたことが分かります。
また、庵野秀明氏や吾峠呼世晴氏といった日本を代表するクリエイターの誕生日は、この日が持つ創造性を象徴しているかのようです。
誕生花やバースデーカラーが示す「誠実さ」や「実践力」は、この日に生まれた人々が持つ豊かな可能性を裏付けています。
今日という日が、過去の教訓を学び、未来への希望を育む素晴らしい1日となることを願っています。