7月9日は、日本のレジャー史や国際政治、さらには人権活動において非常に重要な意味を持つ日です。
特に日本では、戦後の娯楽文化を象徴する施設の開園にちなんだ記念日が広く知られています。
また、国際社会においては新しい国家の誕生や、人類の未来を左右する重大な宣言がなされた日でもあります。
この日は単なるカレンダーの一日ではなく、技術の進歩や自由への渇望が形となった象徴的な日付と言えるでしょう。
今回は、7月9日にまつわる多様な記念日や、歴史の分岐点となった出来事について、詳しく解説していきます。
7月9日は何の日?代表的な記念日・イベント
ジェットコースターの日
1955年(昭和30年)7月9日、東京都文京区にある後楽園遊園地(現在の東京ドームシティ アトラクションズ)が開園しました。
この遊園地の目玉として登場したのが、日本初の本格的なジェットコースターでした。
この歴史的な出来事を記念して、7月9日は「ジェットコースターの日」として親しまれています。
当時のジェットコースターは、全長1500メートル、最高時速は55キロメートルに達するものでした。
現代の最新鋭マシンと比較すれば速度は控えめに感じられますが、当時の人々にとっては未体験の恐怖と快感を与える画期的な乗り物でした。
名称の由来については、ジェット機が空を飛ぶようなスピード感を連想させることから命名されたと言われています。
このマシンの登場は、日本における「絶叫マシン」というジャンルを確立させる大きな一歩となりました。
現在でもこの日は、全国の遊園地ファンやレジャー業界において、日本の娯楽史を振り返る大切な日となっています。
ジェットコースターがもたらしたスリルと興奮は、戦後復興の中で人々が新しい時代の娯楽を求めていた象徴でもありました。
泣く日
7月9日は、その数字の並びから「な(7)く(9)」という語呂合わせで「泣く日」とされています。
この記念日は、単に悲しい涙を流すことだけを指すのではなく、感情を解放し、心を浄化させる「涙活(るいかつ)」の重要性を広める目的も含まれています。
現代社会において、大人が人前で涙を流すことは避けられがちですが、心理学的には涙を流すことでストレスが軽減される効果が認められています。
特に、感動や共感によって流れる涙には、交感神経から副交感神経への切り替えをスムーズにする働きがあると言われています。
この日を通じて、無理に感情を抑え込むのではなく、映画や本、音楽などを通じて意識的に涙を流し、心のデトックスを行うことが推奨されています。
また、この記念日は、自分の感情に素直になるきっかけを与える日としても機能しています。
日常生活の忙しさの中で忘れがちな、感受性の豊かさを取り戻すための特別な一日といえるでしょう。
7月9日に制定されたすべての記念日・イベント一覧
海外・国際的に定められた記念日
独立記念日(アルゼンチン)
1816年のこの日、アルゼンチンがスペインからの独立を宣言したことを祝うナショナルデーです。
独立記念日(南スーダン)
2011年のこの日、南スーダン共和国がスーダン共和国から分離独立し、世界で最も新しい国家の一つとして誕生しました。
憲法記念日(パラオ)
1980年のこの日、パラオにおいて共和国憲法が採択されたことを記念しています。
ラッセル=アインシュタイン宣言記念日
1955年のこの日、核兵器の廃絶と科学の平和利用を訴える歴史的な宣言がロンドンで発表されました。
日本国内で定められた記念日
ジェットコースターの日
1955年の後楽園遊園地開園に伴い、日本初の本格的コースターが設置されたことを祝う日です。
泣く日 「7(な)9(く)」の語呂合わせにより、感情の解放や涙活を促進する日として意識されています。
その他・民間企業や団体が制定した記念日
ナインティナインの日
お笑いコンビ「ナインティナイン」のファンや関係者の間で、コンビ名にちなんで親しまれている日です。
ほおずき市(浅草寺)
例年7月9日と10日に開催される浅草の夏の風物詩で、四万六千日の縁日にあたります。
7月9日に何があった?世界を動かした過去の出来事・事件
7月9日は、国家の命運を分ける決断や、科学者の良心が示された重要な出来事が数多く記録されています。
世界・海外の歴史的出来事・事件
ラッセル=アインシュタイン宣言の発表(1955年)
1955年7月9日、ロンドンにおいて、人類の歴史に深く刻まれるラッセル=アインシュタイン宣言が発表されました。
この宣言は、イギリスの哲学者バートランド・ラッセルと、近代物理学の父アルベルト・アインシュタインを中心とした11人の著名な科学者たちによって署名されたものです。
当時の世界は冷戦の真っ只中にあり、核軍拡競争が人類の生存を脅かす深刻な事態となっていました。
科学者たちは、自分たちの研究成果が大量破壊兵器として利用されることに強い危機感を抱いていました。
宣言の内容は、核兵器による戦争が人類滅亡を招くことを科学的見地から警告し、すべての政府に対して国際紛争を平和的手段で解決することを強く迫るものでした。
特に、「私たちは人間として、人間に向かって訴える。あなたがたの人間性を思い出し、その他のことを忘れなさい」という一節は、国家やイデオロギーを超えた普遍的なメッセージとして語り継がれています。
この宣言は、後のパグウォッシュ会議の設立へとつながり、科学者が社会的責任を持って平和活動に従事する先駆けとなりました。
アインシュタインはこの宣言の完成を見届けることなく同年4月に逝去していましたが、彼の最後の署名はこの活動の重みを世界に知らしめました。
日本国内の歴史的出来事・事件
後楽園遊園地の開園と娯楽の変遷(1955年)
1955年7月9日、戦後の日本に希望と活気を与える施設として後楽園遊園地がオープンしました。
当時は高度経済成長期へと向かう助走期間であり、国民の生活水準が向上し始めた時期でもありました。
この遊園地の最大の特徴は、都心に位置しながら大規模な絶叫マシンを導入したことにありました。
日本初の本格的な「ジェットコースター」は、乗客にこれまでにない重力体験を提供し、連日長蛇の列を作るほどの人気を博しました。
それまでの日本の遊園地は、子供向けの緩やかな乗り物が中心でしたが、後楽園遊園地の成功は「大人も楽しめるスリル」という価値観を定着させました。
また、同遊園地はプロ野球の本拠地である後楽園球場に隣接していたため、スポーツとレジャーを同時に楽しめる巨大エンターテインメントエリアの先駆けとなりました。
その後、後楽園遊園地は「東京ドームシティ」へと発展を遂げ、現在も都内有数の観光スポットとして親しまれています。
1955年という年は、奇しくもラッセル=アインシュタイン宣言と同日であり、世界が平和を模索する一方で、日本では平和の果実としての娯楽が花開いた象徴的な日でした。
7月9日が誕生日の有名人:歴史人物から人気芸能人まで
7月9日は、芸能界の第一線で活躍するスターから、世界的に著名なハリウッド俳優まで、多彩な顔ぶれが揃っています。
日本国内で生まれた著名人・芸能人
草彅剛(1974年):俳優、タレント。元SMAPのメンバーとして知られ、現在は日本アカデミー賞最優秀主演男優賞を受賞するなど実力派俳優として活躍しています。
松下由樹(1968年):女優。ドラマ『ナースのお仕事』シリーズをはじめ、数多くの映像作品で圧倒的な存在感を放っています。
HISASHI(1972年):ミュージシャン。ロックバンド「GLAY」のギタリスト。独特のサウンドメイクとパフォーマンスで多くのファンを魅了しています。
武藤十夢(1994年):タレント。AKB48の元メンバー。気象予報士の資格を持つなど、知的な活動でも知られています。
古本新乃輔(1970年):俳優、声優。子役時代から活動し、ラジオパーソナリティとしても親しまれました。
池松壮亮(1990年):俳優。子役からキャリアをスタートし、国内外の映画賞を多数受賞する若手実力派の筆頭です。
久本雅美(1958年):お笑いタレント、司会者。ワハハ本舗に所属し、長年にわたりテレビ界の第一線で活躍しています。
海外で生まれた著名人・歴史上の人物
トム・ハンクス(1956年):俳優。アメリカを代表する名優で、『フォレスト・ガンプ』や『フィラデルフィア』で2年連続のアカデミー主演男優賞に輝きました。
ニコラ・テスラ(1856年):発明家、物理学者。交流電気方式の開発や無線操縦など、現代技術の基礎を築いた天才です。
コートニー・ラヴ(1964年):ミュージシャン。バンド「ホール」のリードシンガーであり、カート・コバーンの妻としても知られるロックアイコンです。
O.J.シンプソン(1947年):元アメリカンフットボール選手。プロフットボール殿堂入りを果たしたスター選手ですが、後に世紀の裁判の被告としても注目されました。
7月9日生まれのアニメキャラ
緑間真太郎(『黒子のバスケ』):秀徳高校の絶対的エースで、コートのどこからでもシュートを決める驚異的な射程距離を持つキャラクターです。
進藤ヒカル(『ヒカルの碁』):囲碁の世界に足を踏み入れ、平安時代の棋士・藤原佐為と共に頂点を目指す物語の主人公です。
うずまきクシナ(『NARUTO -ナルト-』):主人公・ナルトの母親で、赤い髪が特徴の強く愛情深い女性キャラクターです。
ヴィンスモーク・ソラ(『ONE PIECE』):サンジの母親であり、政略結婚の中でも子供たちに深い愛情を注いだ人物です。
雲雀丘るり(『あんハピ♪』):一途な性格で、ちょっと変わった恋愛観を持つ不幸体質なクラスの少女です。
7月9日のバースデー情報
7月9日生まれの人に贈る、植物や宝石、色の持つメッセージをご紹介します。
7月9日の誕生花と花言葉
ボダイジュ(菩提樹)
ボダイジュは、お釈迦様がその下で悟りを開いたという伝説がある木とは別種(シナノキ科)ですが、ヨーロッパでは街路樹として親しまれています。
花言葉は「夫婦愛」「結ばれた愛」「熱愛」です。
ハート型の葉を持つことから、愛にまつわる言葉が多く添えられており、大切な人への想いを象徴する花とされています。
7月9日の誕生石と石言葉
ブラウン・ダイヤモンド
ブラウン・ダイヤモンドは、落ち着いた色合いが魅力的な天然のダイヤモンドです。
石言葉は「不屈の精神」「守護」「カリスマ性」です。
持ち主の意志を強く保ち、困難に立ち向かう力を与えてくれる石として、自立心を持つ人々に愛されています。
7月9日のバースデーカラーと誕生色
ホライズンブルー
ホライズンブルーは、地平線や水平線付近の淡く明るい青色を指します。
色言葉は「調和」「思いやり」「静寂」です。
この色を持つ人は、周囲とのバランスを大切にし、穏やかな雰囲気で人を癒やす力があると言われています。
7月9日は何座?星座情報
7月9日生まれの人は「かに座(蟹座)」に属します。
かに座は、感受性が非常に豊かで、自分の守るべきものや大切な人々に対して深い愛情を注ぐ性質を持っています。
直感力に優れ、相手の感情を敏感に察知することができるため、聞き上手や相談役として信頼されることが多いでしょう。
一方で、繊細な心を持っているため、自分や身内が傷つくことに対しては非常に敏感で、強い保護本能を見せることもあります。
月を支配星に持つため、感情の起伏が運勢に影響しやすいですが、その豊かな情緒こそがかに座の最大の魅力です。
【まとめ】7月9日何の日?振り返り
7月9日は、日本初のジェットコースターが登場したことで、新しい時代の楽しみ方が提案された日でした。
また、世界ではアルゼンチンの独立やラッセル=アインシュタイン宣言など、自由と平和を求める強い意志が示されてきました。
草彅剛さんやトム・ハンクスさんのような、多くの人に愛されるスターが生まれた日でもあり、人々の感情を動かす力が宿っているかのようです。
自分を解放して「泣く日」を過ごしたり、歴史の重みを感じたりと、多方面から自分を見つめ直すことができる特別な一日です。
この日の背景にある物語を知ることで、いつもの7月9日が少しだけ違った景色に見えてくるかもしれません。