8月7日は、1年の中でも語呂合わせによる記念日が非常に多い日として知られています。
カレンダー上では、立秋にあたることが多く、暦の上では秋の始まりを告げる時期でもあります。
夏の盛りであるこの時期に、人々の健康や食生活に密着した記念日が多数制定されているのが特徴的です。
特に「鼻の日」や「バナナの日」は、世代を問わず高い知名度を誇っています。
また、歴史を振り返れば、戦時中の重大な技術開発や外交上の大きな一歩が刻まれた日でもあります。
この記事では、8月7日のあらゆる記念日や過去の事件、そしてこの日に生まれた著名人について詳しく解説します。
8月7日は何の日?代表的な記念日・イベント
バナナの日
8月7日は、日本バナナ輸入協会によってバナナの日に制定されています。
この日付は、「バ(8)ナナ(7)」という単純明快な語呂合わせに基づいています。
バナナは、日本において最も消費量が多い果物の一つであり、安価で栄養価が高いことで知られています。
特にカリウムやマグネシウム、ビタミン類が豊富に含まれており、即効性のあるエネルギー源としても優秀です。
制定の目的は、こうしたバナナの優れた栄養価や美味しさを、より多くの人に再認識してもらうことにあります。
また、8月は暑さが厳しく、食欲が落ちやすい時期でもあります。
夏バテ対策として、手軽に食べられるバナナを摂取して健康を維持してほしいという願いも込められています。
例年、この時期にはスーパーマーケットの店頭などでキャンペーンが展開され、バナナを用いたレシピ紹介などが行われます。
近年では、高糖度のブランドバナナや、特定の産地にこだわったバナナなど、多様なニーズに応える商品も増えています。
こうしたトレンドを反映し、8月7日は単なる語呂合わせの日を超えて、食育や健康増進を考える日として定着しています。
鼻の日
8月7日は、日本耳鼻咽喉科学会(現在の日本耳鼻咽喉科頭頸部外科学会)が1961年に制定した鼻の日です。
こちらも「は(8)な(7)」という読み方の語呂合わせから選定されました。
この記念日の主旨は、鼻の健康についての関心を高め、疾患の早期発見や予防を啓発することにあります。
鼻は、呼吸器官としての重要な役割だけでなく、嗅覚を司る感覚器としても、私たちの生活に欠かせない機能を担っています。
しかし、蓄膿症やアレルギー性鼻炎などの慢性的な疾患は、日常生活の質を著しく低下させることがあります。
「鼻の日」に合わせて、全国各地の耳鼻咽喉科医会などは、無料の市民公開講座や相談会を開催してきました。
特に近年では、花粉症患者の増加や、鼻呼吸の重要性が注目される中で、この記念日の意義はより深まっています。
鼻呼吸は、取り込む空気を加湿・加温し、ウイルスや細菌の侵入を防ぐ天然のフィルターのような役割を果たします。
鼻の健康を保つことが、全身の健康管理につながるという知識を広めることが、この日の最大のミッションといえます。
8月7日に制定されたすべての記念日・イベント一覧
海外・国際的に定められた記念日
コートジボワール独立記念日
1960年のこの日、西アフリカのコートジボワール共和国がフランスから完全に独立しました。
同国のナショナルデーとして、各地で祝典が行われます。
コロンビアのボヤカ戦勝記念日
1819年8月7日、シモン・ボリバル率いる解放軍がボヤカの戦いでスペイン軍に決定的な勝利を収めました。コロンビアの独立を確定させた歴史的な日です。
ボヤカの戦いと独立への歩み(1819年)
1819年8月7日に発生したボヤカの戦いは、南米の解放者として知られるシモン・ボリバルの戦略が光った一戦です。
当時、ニューグラナダ(現在のコロンビア、パナマ、ベネズエラ、エクアドル)はスペインの植民地支配下にありました。
ボリバルはアンデス山脈を越えるという、敵の意表を突く過酷な進軍を敢行しました。
ボヤカ川の橋をめぐる攻防において、解放軍はスペイン王立軍を分断し、わずか2時間足らずで勝利を収めました。
この勝利により、首都ボゴタへの道が開かれ、スペイン軍は撤退を余儀なくされました。
結果として、大コロンビア共和国の建国へと繋がり、南米全体の独立運動に計り知れない勇気を与えました。
現在でもコロンビアでは、この勝利を称えて軍事パレードなどが行われる重要な祝日となっています。
日本国内で定められた記念日
機械の日
日本機械学会が2006年に制定しました。
「たなばた」の読みが「棚機(たなばた)」という織機に由来することから、新暦の七夕に近いこの日を選んでいます。
おもちゃの日
日本玩具協会や東京玩具人形問屋協同組合などが制定しました。
栃木県壬生町の「おもちゃのまち」にある慈眼寺でおもちゃ供養が行われる時期にちなみます。
花の日
「は(8)な(7)」の語呂合わせにより、自然を愛し、花を贈る習慣を広める日とされています。
機械の日と産業への意識向上(2006年)
「機械の日」は、日本機械学会が創立110周年を記念して、2006年に制定したものです。
なぜ8月7日なのかというと、かつて旧暦の七夕行事(棚機つ女)において、織機が重要な役割を果たしていたことに着目したためです。
機械は現代社会の基盤を支える不可欠な要素ですが、その存在は日常に溶け込み、意識されることが少なくなっています。
この記念日の目的は、一般市民、特に子供たちに機械の楽しさや不思議さを伝え、日本のモノづくり文化を継承することにあります。
毎年8月1日から7日までを「機械週間」とし、全国の大学や企業で研究室公開や工作教室などのイベントが実施されます。
機械工学の発展が、地球環境の保護や人類の持続可能な発展にどう寄与するかを考える契機となっています。
その他・民間企業や団体が制定した記念日
パートナーの日
「は(8)な(7)」を「パートナー」と読む語呂合わせ。
大切なパートナーへの感謝を伝える日です。
オクラの日
高知県のJA土佐あきが制定。
オクラの切り口が星型に似ているため、七夕に近いこの日に合わせました。
東京ばな奈の日
株式会社グレープストーンが、同社の人気土産菓子「東京ばな奈」にちなんで制定しました。
はなまるうどんの日
株式会社はなまるが、社名に含まれる「はな(87)」の語呂合わせで制定しました。
民間企業のプロモーションと記念日の役割
8月7日は、民間企業による語呂合わせ記念日が非常に充実している日です。
たとえば「東京ばな奈の日」などは、土産菓子としてのブランド認知をさらに深める絶好の機会として活用されています。
こうした企業の記念日は、単なる宣伝活動にとどまらず、消費者に笑顔や会話のきっかけを提供することを目的としています。
また、「オクラの日」のように地域の特産品をアピールするための記念日も、農業振興に一役買っています。
夏の旬の野菜であるオクラを、星に願いを込める七夕のイメージと結びつけたのは、非常にユニークな発想です。
8月7日に何があった?世界を動かした過去の出来事・事件
歴史上の8月7日は、英雄の失脚から新技術の誕生、そして凄惨なテロ事件まで、多岐にわたる出来事が発生しています。
世界・海外の歴史的出来事・事件
ナポレオン、セントヘレナ島へ流刑に出発(1815年)
1815年8月7日、かつて欧州全土を震撼させたフランス皇帝ナポレオン・ボナパルトが、イギリスの戦艦ノースアンバーランド号で流刑地へと向かいました。
ワーテルローの戦いで大敗を喫したナポレオンは、再起の道を断たれ、イギリス軍に降伏しました。
彼が送られた先は、アフリカ大陸から約1,900キロメートルも離れた南大西洋の絶海の孤島、セントヘレナ島でした。
脱出を警戒したイギリスは、彼を「将軍」として扱い、厳重な監視下に置きました。
ナポレオンはこの地で回顧録を口述させ、自らの伝説を後世に残すための作業に没頭しました。
1821年にこの世を去るまで、彼は二度と欧州の地を踏むことはありませんでした。
英雄の没落を象徴するこの日は、ナポレオン戦争という一つの時代の終焉を世界に知らしめた瞬間でもあります。
アメリカ大使館爆破事件(1998年)
1998年8月7日、東アフリカのケニアの首都ナイロビと、タンザニアの旧首都ダルエスサラームにあるアメリカ大使館が、ほぼ同時に爆破されました。
この凄惨なテロ事件により、両国合わせて224人が死亡し、数千人が負傷するという大惨事となりました。
犯行声明は出されませんでしたが、その後の捜査により、国際テロ組織アルカイダの関与が判明しました。
この事件は、首謀者とされるウサマ・ビンラディンの名前が世界に知れ渡るきっかけとなりました。
また、アメリカが「テロとの戦い」を本格化させる大きな転換点となりました。
この日は、国際社会におけるテロの脅威が現実的なものとして再認識された、痛ましい記憶の日として刻まれています。
日本国内の歴史的出来事・事件
日本初のジェット機「橘花」が初飛行に成功(1945年)
1945年8月7日、千葉県木更津市の木更津基地において、日本初のジェット推進機「橘花(きっか)」が初飛行を行いました。
第二次世界大戦末期、深刻な物資不足と空襲の中で、日本海軍は起死回生の策としてジェット機の開発を急いでいました。
ドイツから持ち帰られたネ-20エンジンの図面を基に、中島飛行機によって製造されたのがこの橘花です。
飛行時間はわずか11分から12分程度でしたが、日本の航空史上、エンジン動力でジェット飛行を成功させた記念すべき瞬間でした。
しかし、当時の日本にはもはや戦局を覆す余力はありませんでした。
この初飛行からわずか8日後の8月15日に日本は終戦を迎え、橘花が実戦に投入されることはありませんでした。
当時の技術者たちの執念と、時代の悲劇が交錯した出来事として、現在も航空ファンや歴史研究家の間で語り継がれています。
豊川海軍工廠への空襲(1945年)
1945年8月7日、愛知県豊川市にあった「豊川海軍工廠(こうしょう)」が、アメリカ軍のB29爆撃機124機による猛烈な空襲を受けました。
豊川海軍工廠は、機銃や弾薬を製造する東洋最大規模の軍需工場でした。
午前10時過ぎから始まった約30分間の爆撃により、工場は壊滅的な打撃を受けました。
犠牲者は2,500人以上にのぼり、その中には動員されていた10代の学徒や女子挺身隊員も数多く含まれていました。
広島への原爆投下の翌日というタイミングでありながら、通常爆弾による被害としては屈指の規模です。
現在、工廠の跡地は平和公園として整備され、亡くなった人々を追悼する慰霊碑が建立されています。戦争の悲惨さを今に伝える、忘れてはならない日本の歴史の一部です。
8月7日が誕生日の有名人:歴史人物から人気芸能人まで
8月7日は、芸術、エンターテインメント、スポーツの各分野で多才な人物が数多く誕生しています。
日本国内で生まれた著名人・芸能人
大久保利通(1830年):明治維新の三傑の一人。日本の近代化を推し進めた政治家です。
杉良太郎(1944年):俳優、歌手。慈善活動にも熱心なことで知られています。
内藤剛志(1955年):俳優。数多くの刑事ドラマで主演を務める「連ドラの鉄人」です。
梶原善(1966年):俳優。三谷幸喜作品など、名脇役として欠かせない存在です。
上田真樹(1982年):作曲家。合唱曲などを中心に高い評価を得ています。
江成正元(1989年):タレント、俳優。子役時代から活躍し、えなりかずきの弟としても知られます。
せいや(1992年):お笑い芸人。霜降り明星のメンバーとしてM-1グランプリで優勝しました。
海外で生まれた著名人・歴史上の人物
マタ・ハリ(1876年):ダンサー。第一次世界大戦中に女スパイとして活動した伝説的な人物です。
アベベ・ビキラ(1932年):エチオピアのマラソン選手。五輪2連覇を達成した「裸足のランナー」です。
シャーリーズ・セロン(1975年):南アフリカ出身の女優。アカデミー主演女優賞を受賞した実力派です。
8月7日生まれのアニメキャラ
8月7日は、アニメ界でも非常に人気が高く、認知度の高いキャラクターの誕生日が集中しています。
野比のび太(『ドラえもん』):国民的作品の主人公。1964年生まれという設定もあります。
釘崎野薔薇(『呪術廻戦』):芯の強さと美しさを併せ持つ、物語の中心的なヒロインです。
日向ネジ(『NARUTO -ナルト-』):木ノ葉隠れの里の天才忍者。白眼の使い手です。
渡辺曜(『ラブライブ!サンシャイン!!』):Aqoursのメンバーで、制服が大好きなハイテンションな少女です。
津地明希(『咲-Saki-』):麻雀に打ち込む高校生キャラクターの一人です。
8月7日のバースデー情報
誕生日にまつわるシンボルは、その人の性質や運勢を表すとされています。8月7日の情報をまとめました。
8月7日の誕生花と花言葉
アサガオ(朝顔)
日本の夏の風物詩であるアサガオは、8月7日の代表的な誕生花です。
花言葉は「明日もさわやかに」「結束」「愛情」です。
早朝に美しく咲き、昼にはしぼんでしまう姿が、儚さと同時に一日の始まりの瑞々しさを象徴しています。
ザクロ(柘榴)
多くの実を蓄えるザクロも、この日の誕生花の一つです。
花言葉は「結合」「愚かしさ」「優雅な美しさ」です。
ギリシャ神話などの古い伝承にも多く登場し、多産や豊穣のシンボルとして古くから大切にされてきました。
8月7日の誕生石と石言葉
エメラルド原石
美しい緑色を放つエメラルドの原石が、この日の誕生石に選ばれています。
石言葉は「清廉」「幸福」「夫婦愛」です。
カットされる前の自然な姿は、内に秘めた純粋な力や、誠実な愛を象徴すると言われています。
レッド・スピネル
鮮やかな赤が特徴のレッド・スピネルも、8月7日の石とされています。
石言葉は「好奇心」「自信」「目標達成」です。
持ち主の活力を高め、困難に立ち向かう勇気を与えてくれる石として人気があります。
8月7日のバースデーカラーと誕生色
ロイヤルブルー
8月7日の誕生色は、高貴な深みを持つロイヤルブルーです。
色言葉は「知性」「品格」「直感」です。
この色を誕生色に持つ人は、常に冷静沈着で、自分を厳しく律することができる高潔な魂の持ち主とされます。
直感力に優れ、物事の本質を素早く見抜く才能に恵まれていることも特徴です。
8月7日は何座?星座情報
8月7日生まれの人は、しし座(獅子座)に属します。
しし座は「火」のエレメントを持ち、守護星はエネルギーの源である「太陽」です。
性格的には、非常に情熱的で、周囲の人々を惹きつける強いカリスマ性を持っています。
ドラマチックな展開を好み、自分の信念を貫き通す強さがありますが、一方で寂しがり屋な一面もあります。
リーダーシップを発揮する場面が多く、多くの人から頼りにされる存在となりますが、プライドが高くなりすぎないよう注意が必要です。
【まとめ】8月7日何の日?振り返り
8月7日は、身近な食べ物や身体のパーツを労わる「バナナの日」「鼻の日」といった親しみやすい記念日が並びます。
その一方で、歴史の教科書に載るような重厚な出来事や、心に留めておくべき平和への誓いも内包している日です。
また、野比のび太という国民的キャラクターの誕生日であることから、どこか親近感の湧く日付でもあります。
誕生花のアサガオや、誕生色のロイヤルブルーが示すように、凛とした爽やかさと気品を兼ね備えた一日といえるでしょう。
今日という日の意味を知ることで、何気ない日常が少しだけ特別なものに感じられるかもしれません。