9月13日は、国際的な平和を願う記念日から、現代のポップカルチャーに大きな影響を与えた出来事まで、幅広いジャンルの記念日が重なる日です。
特に法治主義の重要性を再確認する日として知られる一方で、日本国内ではエンターテインメントに関連した非常に有名な製品が産声を上げた日でもあります。
歴史を紐解くと、この日は多くの人々の生活様式や価値観をアップデートするような出来事が集中していることがわかります。
本記事では、9月13日がどのような意味を持ち、どのような人々が生まれたのか、多角的な視点から詳細に解説していきます。
まずは、この日を象徴する2つの大きなトピックについて深掘りしていきましょう。
9月13日は何の日?代表的な記念日・イベント
世界法の日
世界法の日は、1965年にワシントンで開催された「法による世界平和会議」において制定が提唱された国際的な記念日です。
この記念日の根底にあるのは、国家間の紛争や対立を武力による解決ではなく、国際法に基づく平和的な対話によって解決しようという崇高な理念です。
第二次世界大戦後の冷戦構造の中で、法の支配を国際社会全体に浸透させることが、人類の生存と平和に不可欠であるとの認識から誕生しました。
現代においても、地政学的なリスクや領土問題が絶えない中で、この「法の支配」という概念は国際社会の共通言語として重要な役割を担っています。
毎年この日には、法曹界の関係者だけでなく、一般市民も法の意義や正義について考える機会を持つことが推奨されています。
日本においても、司法の役割を広く国民に理解してもらうための啓発活動が行われることがあります。
法の支配が守られることで、個人の権利が保護され、社会の安定が保たれるという事実は、民主主義社会の根幹を成すものです。
9月13日は、私たちが享受している平和や安全が、目に見えない「法」という枠組みによって支えられていることを再認識すべき日と言えるでしょう。
スーパーマリオブラザーズ発売記念日
1985年9月13日は、家庭用ゲーム機の歴史を永遠に変えた記念碑的な日です。
任天堂がファミリーコンピュータ用ソフトとしてスーパーマリオブラザーズを発売したのがこの日でした。
それまでのゲームとは一線を画す、滑らかな横スクロールアクションと、秘密の土管や隠しキャラといった奥深いゲーム性は、子供から大人までを虜にしました。
この作品の登場により、ビデオゲームは単なる一部の愛好家の娯楽から、世界的な大衆文化へと昇華されたと言っても過言ではありません。
主人公のマリオは、今や世界で最も有名なキャラクターの一人となり、オリンピックの閉会式に登場するほどの文化的アイコンとなりました。
2023年には映画化もされ、世代を超えて愛され続けていることが改めて証明されました。
また、このゲームのBGMを手掛けた近藤浩治氏による音楽は、ゲーム音楽というジャンルの社会的地位を確立する大きな要因となりました。
9月13日は、多くの日本人にとって「テレビゲームの楽しさ」を初めて教えてくれた、特別な思い出の日となっています。
9月13日に制定されたすべての記念日・イベント一覧
海外・国際的に定められた記念日
世界法の日
ワシントンで開催された国際会議に基づき、法の支配による世界平和を推進するために制定されました。
プログラマーの日(平年の場合)
ロシアをはじめとする一部の国々で、1年のうちの256(2の8乗)日目にあたる日が9月13日(平年)であることから制定されています。
日本国内で定められた記念日
北斗の拳の日
1983年9月13日に、武論尊氏(原作)と原哲夫氏(漫画)による不朽の名作『北斗の拳』が週刊少年ジャンプで連載を開始したことを記念し、株式会社ノース・スターズ・ピクチャーズが制定しました。
司法保護記念日
1888年に司法保護事業が開始されたことにちなみます。
現在は更生保護記念日(11月27日)に引き継がれていますが、歴史的な起源はこの日にあります。
その他・民間企業や団体が制定した記念日
一汁三菜の日
「13」が「いちじゅうさんさい」の語呂合わせに読めることから、和食の基本である一汁三菜のスタイルを普及させるために和食文化国民会議などが制定しました。
王様の食パンの日
福岡県に本社を置く株式会社フランソアが制定しました。
「13」を「王様の食(13)パン」と読む語呂合わせから、朝食の楽しみを提案しています。
石井スポーツの日
登山・スキー・アウトドア用品を扱う株式会社石井スポーツが、毎月13日を「石井スポーツの日」として、顧客への感謝イベントなどを行っています。
9月13日に何があった?世界を動かした過去の出来事・事件
9月13日は、歴史上の重要な和平交渉や、科学技術の飛躍、そして時代の終わりを象徴する出来事が数多く発生した日です。
世界・海外の歴史的出来事・事件
オスロ合意(パレスチナ暫定自治宣言)の調印(1993年)
1993年9月13日、ホワイトハウスの南庭において、世界が驚嘆する歴史的な握手が交わされました。
イスラエルのイッチハク・ラビン首相と、パレスチナ解放機構(PLO)のヤーセル・アラファト議長が、パレスチナ自治の開始を定めた合意文書に署名したのです。
この合意は、ノルウェーのオスロで秘密裏に進められた交渉の成果であったため、「オスロ合意」と呼ばれています。
長年、血で血を洗う対立を続けてきた両者が、相互に存在を認め合い、平和への第一歩を踏み出した瞬間は、20世紀後半における最大の外交的成果の一つと称えられました。
合意の内容と意義
オスロ合意の骨子は、イスラエルがPLOをパレスチナ人の代表として認め、PLOがイスラエルの生存権を認めるという「相互承認」にありました。
また、ガザ地区とヨルダン川西岸のイェリコにおける先行的な暫定自治を認めることが決定されました。
当時のビル・クリントン米大統領が仲介役として両者の間に立ち、握手を促したシーンは、世界中のニュースで繰り返し放送されました。
和平への困難な道のり
しかし、この合意は全ての当事者を納得させるものではありませんでした。
両陣営の強硬派からは激しい反発が起き、合意の2年後にはラビン首相が国内のユダヤ教極右勢力によって暗殺されるという悲劇が起きました。
その後、和平プロセスは停滞し、現代に至るまでパレスチナ問題は解決を見ていませんが、9月13日の調印は「不可能を可能にする対話」の可能性を世界に示した記念すべき日として記憶されています。
ソ連の月探査機「ルナ2号」が月面に到達(1959年)
冷戦下の宇宙開発競争において、ソビエト連邦がアメリカに対して大きな先手を打ったのが1959年のこの日です。
無人探査機「ルナ2号」が、地球以外の天体である月面に、人類史上初めて到達しました。
ソフトランディング(軟着陸)ではなくハードランディング(衝突)という形ではありましたが、月面に人工物を届けたという事実は、当時の科学技術の極致を示すものでした。
ルナ2号は衝突直前まで磁気測定や放射線測定を行い、月には地球のような強い磁場やヴァン・アレン帯が存在しないことを確認しました。
この成功により、ソ連の技術力の高さが世界に誇示され、その後のアポロ計画へとつながる熾烈な競争に火をつけました。
日本国内の歴史的出来事・事件
明治天皇の大葬と乃木希典の殉死(1912年)
1912年9月13日は、明治という時代の幕引きを強く日本人に意識させた日となりました。
この日の夜、東京の青山において明治天皇の大葬の礼が執り行われました。
近代日本の基礎を築いた偉大な指導者の別れを惜しむ声が国中に溢れる中、驚くべき事件が起こりました。
日露戦争の英雄として国民から絶大な信頼を寄せられていた乃木希典陸軍大将が、妻の静子とともに自宅で自刃し、明治天皇に殉じたのです。
殉死が与えた衝撃と文化的影響
「殉死」という武士道的な行為は、近代化を進めていた当時の日本社会において非常に大きな議論を呼びました。
夏目漱石は、この事件に強いインスピレーションを受け、名作『こころ』の執筆へと向かいました。
また、森鴎外も『阿部一族』などの歴史小説を通じて、封建的な価値観と近代的な精神の葛藤を描くことになります。
乃木大将の死は、単なる個人の自殺ではなく、一つの時代が終わったことを象徴する精神的な区切りとして、歴史に深く刻まれています。
日本万国博覧会(大阪万博)が閉幕(1970年)
1970年3月から半年間にわたり開催された日本万国博覧会(大阪万博)が、9月13日に閉幕式を迎えました。
「人類の進歩と調和」をテーマに掲げたこの万博は、戦後復興を遂げ、高度経済成長の絶頂期にあった日本の勢いを象徴する国家的プロジェクトでした。
総入場者数は約6,421万人という、当時の万博史上最多記録を樹立。当時の日本の総人口が約1億人であったことを考えると、国民の半数以上が訪れた計算になります。
岡本太郎がデザインした「太陽の塔」は、今も万博記念公園に残され、当時の熱気を伝えています。
この万博を通じて、ワイヤレス電話(携帯電話の先駆け)や動く歩道、モノレールといった未来の技術が多くの人々に披露され、日本の未来への期待感を最大限に高めた日でもありました。
9月13日が誕生日の有名人:歴史人物から人気芸能人まで
9月13日は、音楽界の巨匠から、お茶の間で人気の芸人、そして歴史に名を残す科学者まで、多彩な才能を持つ人物が誕生しています。
日本国内で生まれた著名人・芸能人
玉置浩二(1958年):歌手・シンガーソングライター。バンド「安全地帯」のボーカルとして知られ、その圧倒的な歌唱力は日本音楽界でも最高峰と評価されています。
三原じゅん子(1964年):政治家、元女優。アイドル・女優として活躍後、政界に転身し、厚生労働副大臣などを歴任しています。
松岡充(1971年):歌手、俳優。ロックバンド「SOPHIA」のボーカル。端正なルックスとマルチな才能で、舞台や映画でも活躍しています。
安藤なつ(1981年):お笑い芸人。「メイプル超合金」のツッコミ担当。その独特のキャラクターと存在感で、多くのバラエティ番組に出演しています。
茅野愛衣(1987年):声優。『あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。』の本間芽衣子(めんま)役など、数多くの人気作品で主要キャラクターを演じています。
せいや(1992年):お笑い芸人。「霜降り明星」のボケ担当。M-1グランプリ2018王者であり、高い演技力やモノマネの才能でも知られています。
大塚寧々(1968年):女優。透明感のある演技で、映画、ドラマ、CMなど幅広く活躍しています。
井上大輔(1941年):作曲家、歌手。元ジャッキー吉川とブルー・コメッツ。『ガンダム』シリーズの主題歌など、多くのアニメソングやヒット曲を提供しました。
海外で生まれた著名人・歴史上の人物
クララ・シューマン(1819年):ドイツのピアニスト、作曲家。夫ロベルト・シューマンを支えつつ、自身も19世紀を代表する一流の演奏家として活躍しました。
ロアルド・ダール(1916年):イギリスの作家。『チョコレート工場の秘密』や『マチルダは小さな大天才』など、子供から大人まで魅了するブラックユーモア溢れる児童文学を残しました。
ジョン・コンウェイ(1937年):イギリスの数学者。「ライフゲーム」の考案者として知られ、群論や数論の分野で多大な貢献をしました。
アーノルド・ショーンベルグ(1874年):オーストリアの作曲家。十二音技法を創始し、20世紀の現代音楽に革命をもたらした先駆者です。
ウォルター・リード(1851年):アメリカの軍医。黄熱病の伝染経路が蚊であることを突き止め、多くの命を救う医学的発見をしました。
9月13日生まれのアニメキャラ
渚カヲル(『新世紀エヴァンゲリオン』):物語の鍵を握るミステリアスな少年。誕生日は作中の設定である「セカンドインパクト」の日とされています。
立花響(『戦姫絶唱シンフォギア』):本作の主人公。前向きで力強い意志を持つ少女として描かれています。
近藤勲(『銀魂』):真選組の局長。通称「ゴリラ」と呼ばれながらも、隊士たちから厚い信頼を寄せられる人情派です。
お菊(『ONE PIECE』):ワノ国の侍であり、赤鞘九人男の一人。可憐な見た目と卓越した剣術の持ち主です。
南健太郎(『テニスの王子様』):山吹中学校テニス部部長。地味ながらも堅実なプレーが特徴のキャラクターです。
九条ひかり(『ふたりはプリキュア Max Heart』):シャイニールミナスに変身する、不思議な力を持った少女です。
9月13日のバースデー情報
9月13日に生まれた方へ贈る、花や宝石、色にまつわる情報をまとめました。自分へのご褒美や、大切な人へのギフト選びの参考にしてください。
9月13日の誕生花と花言葉
サルビア
9月13日の誕生花として代表的なのが、鮮やかな色彩が特徴のサルビアです。
特に青色のサルビアには「知恵」「尊重」という花言葉があり、知的な印象を持つこの日の生まれにぴったりです。
また、赤色のサルビアには「燃える思い」という言葉もあり、情熱的な一面も示唆しています。
リンドウ
秋の訪れを告げるリンドウも、この日の誕生花の一つです。
花言葉は「正義」「誠実」であり、群生せずに一本ずつ咲く姿から「悲しんでいる時のあなたを愛する」という深い愛情を示す言葉も持っています。
誠実な人柄を象徴する花として、古くから日本人に親しまれています。
9月13日の誕生石と石言葉
ゴールデン・ベリル(ヘリオドール)
9月13日の誕生石は、太陽の光を閉じ込めたような輝きを持つゴールデン・ベリルです。
別名「ヘリオドール」とも呼ばれ、石言葉には「輝ける日々」「希望」「健康」といった前向きな意味が込められています。
持ち主に活力を与え、心身のバランスを整える効果があると信じられており、新しいことに挑戦する際の守護石として適しています。
アメトリン
アメジストとシトリンが混ざり合った希少な石、アメトリンもこの日の石として挙げられます。
石言葉は「調和」「光と影」で、二つの異なるエネルギーが共存することから、内面の葛藤を和らげ、ベストな判断を下せるよう導く力があるとされています。
9月13日のバースデーカラーと誕生色
プルシアンブルー
9月13日のバースデーカラーは、深く落ち着いた紺色の一種であるプルシアンブルーです。
この色の特徴は「強い信念」「洗練」「完璧主義」です。
自分自身のスタイルを確立しており、周囲に流されることなく自分の道を突き進む知的な人物像を反映しています。
冷静沈着でありながら、内側には洗練された美意識を秘めている、非常にクールなカラーです。
9月13日は何座?星座情報
9月13日生まれの人は、乙女座(おとめざ)に属します。
乙女座の人は、非常に高い分析能力と観察眼を持ち、物事を整理整頓することに長けています。
責任感が強く、どんなに小さなタスクでも完璧にこなそうとする誠実さが周囲から高く評価されます。
一方で、自分自身に対しても厳しい面があるため、時にはリラックスすることを心がけると、より魅力が引き立ちます。
控えめでありながら、困っている人を見捨てない奉仕精神も、乙女座生まれの大きな特徴です。
【まとめ】9月13日何の日?振り返り
9月13日は、世界平和を法によって守ることを誓う「世界法の日」であり、日本の文化を象徴する「スーパーマリオブラザーズ」が誕生した特別な日です。
歴史的には、中東和平への希望が見えた「オスロ合意」や、日本社会の転換点となった「大阪万博の閉幕」など、時代が動く瞬間が幾度も訪れました。
玉置浩二さんのような偉大な音楽家や、渚カヲルのような記憶に残るキャラクターもこの日に生を受け、私たちの生活に彩りを与えています。
こうして振り返ると、9月13日は「秩序」と「創造」が共存する、非常に密度の濃い一日であることがわかります。
この記事を通じて、9月13日の持つ深い歴史と豊かな文化的背景を感じていただければ幸いです。