9月2日は、日本の現代社会において非常に馴染み深い行事や、歴史の大きな転換点となる出来事が重なっている日です。
カレンダーをめくると、この日には語呂合わせに由来するユニークな記念日が数多く並んでいることに気づくでしょう。
特に「くじ」や「靴」といった、私たちの生活に密着したアイテムに関する記念日が制定されており、各業界でキャンペーンが展開されます。
また、国際的な視点で見れば、人類の歴史を揺るがした大きな戦争が公式に終結を見た日でもあり、平和について深く考える機会を与えてくれる日です。
さらに、食文化の面では人気のお菓子にまつわる日としても知られ、老若男女を問わず関心を集めるトピックが豊富に揃っています。
この記事では、9月2日に制定された多種多様な記念日の由来から、歴史を動かした重大事件、そして今日を誕生日として迎える著名人の情報まで、余すところなくお届けします。
9月2日は何の日?代表的な記念日・イベント
宝くじの日
9月2日は、日本において「宝くじの日」として広く認知されています。
この記念日は、1967年に第一勧業銀行(現在のみずほ銀行)の宝くじ部によって制定されました。
日付の由来は、非常にシンプルで分かりやすい「く(9)じ(2)」という語呂合わせに基づいています。
記念日が制定された背景には、せっかく当選した宝くじが、換金されずに時効となってしまうケースが後を絶たなかったという実情があります。
宝くじの当選金には受取期限が設けられており、支払開始日から1年を過ぎると、その権利は無効となってしまいます。
毎年、膨大な金額の当選金が引き換えられずに消えていくことを防ぐため、改めて手元のくじを確認してもらう啓発の日として機能しています。
この日を象徴するイベントとして有名なのが、「宝くじの日お楽しみ抽せん」です。
これは、過去1年間のハズレ券を対象に行われる再抽選であり、敗者復活戦のような形式で豪華な賞品が当たります。
ハズレ券を捨てずに保管しておけば、この日にもう一度夢を見ることができるため、多くの宝くじファンが注目するイベントとなっています。
また、東京の宝くじドリーム館などでは、この日に合わせた特別なセレモニーやトークショーが開催されることもあります。
「もしかしたら当たっているかもしれない」というワクワク感を再確認すると同時に、幸運を逃さないための確認を促す、非常に実利的な記念日と言えるでしょう。
グミの日
9月2日は、子供から大人まで幅広く愛されているお菓子、「グミの日」でもあります。
この記念日は、大阪府大阪市に本社を置くUHA味覚糖株式会社によって制定されました。
こちらも「ぐ(9)み(2)」という明快な語呂合わせが日付の由来となっています。
グミは元々ドイツで、子供の噛む力を養うために開発されたお菓子だと言われています。
日本国内でも、独自の食感やフレーバーの多様化が進み、今やコンビニエンスストアやスーパーの棚を彩る主要なカテゴリーへと成長しました。
制定の目的は、グミキャンディの美味しさや、選ぶ楽しさをより多くの人に知ってもらうことにあります。
近年では、9月2日に向けて「グミウィーク」と称した大規模なプロモーションが行われることが一般的です。
ロフトなどの商業施設では特設ブースが設けられ、数えきれないほどの種類のグミが販売される様子は、ファンの間で毎年の楽しみとなっています。
また、SNS上では「#グミの日」というハッシュタグと共に、自慢のグミの写真や新作レビューが投稿され、オンライン上でも大きな盛り上がりを見せます。
UHA味覚糖だけでなく、他の菓子メーカーもこの日に合わせて新商品を投入したり、キャンペーンを実施したりすることが多く、業界全体が活気づく日です。
噛むことの効用や、グミ特有のカラフルなビジュアルなど、グミが持つ多面的な魅力を再発見するための大切な1日となっています。
9月2日に制定されたすべての記念日・イベント一覧
海外・国際的に定められた記念日
対日戦勝記念日
1945年9月2日、東京湾に停泊していた米戦艦ミズーリ号の甲板において、日本が降伏文書に調印したことを記念する日です。
これにより第二次世界大戦が国際法的にも完全に終結しました。
米国やイギリスなど、当時の連合国側ではこの日を勝利の日として祝う文化があります。
ベトナム独立記念日(建国記念日)
1945年のこの日、ベトナムの指導者ホー・チ・ミンがハノイのバーディン広場にてベトナム民主共和国の独立を宣言しました。
フランスの植民地支配と日本の占領から脱し、新たな国家として歩み始めた日であり、現在のベトナムにおいても最大の祝日の一つです。
日本国内で定められた記念日
靴の日
「く(9)つ(2)」の語呂合わせから、銀座の婦人靴専門店「ダイアナ」が制定しました。
靴を大切にする気持ちや、自分に合った靴を選ぶ重要性を広める日です。
牛乳の日
「ぎゅう(9)にゅう(2)」の語呂合わせ。
牛乳の栄養価や健康への寄与を再認識する日として、一部の団体や地域で親しまれています。
なお、国際的な「世界牛乳の日」は6月1日です。
二層上げの日
衣のサクサク感と中身のジューシーさを両立させる「二層上げ」製法をアピールするため、日清フーズ(現・日清製粉ウェルナ)が制定しました。
「く(9)に(2)」の語呂合わせも含まれています。
その他・民間企業や団体が制定した記念日
おおきにの日
「0092(おおきに)」の語呂合わせから、大阪の不動産会社「おおきに商店」が制定しました。
感謝の言葉である「おおきに」をきっかけに、世界を笑顔にすることを目的としています。
コドモの日
「こ(5)ど(10)も(0)」ではないものの、語呂合わせのバリエーションとして、子供たちの健やかな成長を願う趣旨で、特定の企業がイベントを開催することがあります。
切腹ピストルズの日
1999年9月2日に結成された、和楽器を主体とする異色のパンクバンド「切腹ピストルズ」の結成を記念する日です。
彼らの活動を支持するファンの間で大切にされています。
宝くじの日(1967年)
宝くじの日の歴史は古く、戦後の混乱期を経て経済が安定し始めた時期にまで遡ります。
当時の第一勧業銀行が、宝くじ券の裏面をよく読んでほしいという願いを込めてこの日を選びました。
現在でも、当選金の未受け取り額は年間で百億円を超えることがあり、この記念日の役割は依然として重要です。
特設会場で行われる「お楽しみ抽せん」は、かつてはテレビ放送もされるほど注目度の高い行事でした。
「外れても捨てない」という習慣を定着させた、広報戦略の成功例とも言える記念日です。
9月2日に何があった?世界を動かした過去の出来事・事件
9月2日は、単なる記念日以上の重みを持つ、歴史的な転換点が幾度も訪れた日です。
特に戦争の終焉や、巨大な災害、さらには文化の誕生など、私たちの文明に大きな影響を与えたエピソードが揃っています。
世界・海外の歴史的出来事・事件
第二次世界大戦の公式な終結(1945年)
1945年9月2日の朝、東京湾の海上に停泊していたアメリカ海軍の戦艦ミズーリ号の甲板にて、歴史的な儀式が行われました。
それは、大日本帝国政府および大本営を代表する面々による、連合国に対する「降伏文書」への調印式です。
日本側からは、全権大使として重光葵外相、および梅津美治郎参謀総長が出席しました。
一方、連合国側は最高司令官ダグラス・マッカーサーをはじめとする各国代表が顔を揃えました。
日本は同年8月15日にポツダム宣言の受諾を国民に公表していましたが、国際法上の戦争状態は、この降伏文書への調印をもって初めて正式に終了しました。
この署名が行われた時間はわずか20分程度でしたが、それは足掛け6年に及んだ世界大戦の幕が降りた瞬間でした。
調印式が行われたミズーリ号の甲板には、かつてペリーが浦賀に来航した際に掲げていた星条旗が飾られており、アメリカ側がこの日をいかに象徴的なものと考えていたかが伺えます。
この出来事により、日本は連合国軍の占領下に入り、戦後民主化への道を歩み始めることになりました。
世界的には、この日が「対日戦勝記念日」として記憶されており、人類史上最大の犠牲者を出した戦争がようやく終わった日として、特別な意味を持ち続けています。
ロンドン大火の発生(1666年)
1666年9月2日の未明、イギリスのロンドン市内にあるプディング・レーンのパン屋から火の手が上がりました。
この火災は、当時のロンドンが木造家屋の密集地であったこと、そして強い風が吹いていたことが重なり、またたく間に燃え広がりました。
火は4日間にわたって燃え続け、シティ・オブ・ロンドンの約8割、家屋1万3千戸以上を焼き尽くすという大惨事となりました。
あの有名なセント・ポール大聖堂も、この火災によって焼失してしまいました。
しかし、この未曾有の災害は、不幸中の幸いとしてロンドンに蔓延していたペスト(黒死病)を死滅させる結果にもつながりました。
さらに、焼失後のロンドンは、クリストファー・レンらの設計により、レンガ造りや石造りの建物、そして広い道路を持つ近代的な都市へと生まれ変わる機会を得たのです。
現在でも、火元付近には「モニュメント」と呼ばれる巨大な記念碑が建っており、この歴史的な大火災を今に伝えています。
日本国内の歴史的出来事・事件
日本初のタクシー営業開始(1912年)
日本の交通史において、1912年(大正元年)9月2日は記念すべき日です。
この日、東京の有楽町に拠点を置く「タクシー自働車株式会社」が、日本で初めてタクシーの営業を開始しました。
使用された車両は、アメリカ製のフォードT型という最新鋭の自動車でした。
当時の料金は、最初の1マイル(約1.6キロメートル)が60銭という設定であり、これは当時の物価からすると非常に高価な贅沢品でした。
しかし、人力車や馬車に代わる新しい移動手段として、富裕層や官僚たちの間で瞬く間に評判となりました。
車体には、今のタクシーの先駆けとなるような料金メーターが備え付けられており、近代的なサービスが導入された瞬間でもありました。
この営業開始が、後に日本のタクシー業界という巨大なインフラを形成する第一歩となったことは間違いありません。
「週刊少年ジャンプ」の創刊(1968年)
日本のマンガ文化に革命を起こした雑誌「週刊少年ジャンプ」は、1968年9月2日に創刊されました。
当初は「週刊」という名前でありながら、発売は隔週月曜日という体制でのスタートでした。
創刊当時のキャッチコピーは「ジャンプで、キミをわくわくさせる!」といった趣旨のもので、既存のマンガ誌とは一線を画す勢いを目指していました。
翌1969年には完全な週刊化を果たし、「努力・友情・勝利」という不朽の編集方針を確立していきます。
数々の伝説的な作品を世に送り出し、日本のみならず世界中の若者に影響を与えたこの雑誌の歴史は、この日から始まったのです。
9月2日が誕生日の有名人:歴史人物から人気芸能人まで
9月2日は、ハリウッドを代表するスターから、日本のバラエティ界を牽引するタレントまで、多彩な才能を持つ人々が誕生しています。
日本国内で生まれた著名人・芸能人
細川たかし(1950年):演歌歌手。圧倒的な歌唱力で知られ、日本歌謡界の重鎮として活躍しています。
林修(1965年):予備校講師、タレント。「いつやるか? 今でしょ!」のフレーズで社会現象を巻き起こしました。
国分太一(1974年):アイドル、タレント。TOKIOのメンバーとしてだけでなく、司会者としても多才さを発揮しています。
早乙女太一(1991年):俳優。大衆演劇の「女形」として脚光を浴び、現在は映画やドラマで実力派俳優として活躍しています。
増田達至(1988年):プロ野球選手(埼玉西武ライオンズ)。守護神として数々のセーブを記録している投手です。
今市隆二(1986年):歌手(三代目 J SOUL BROTHERS from EXILE TRIBE)。その歌声で多くのファンを魅了しています。
海外で生まれた著名人・歴史上の人物
キアヌ・リーブス(1964年):カナダの俳優。『マトリックス』シリーズや『ジョン・ウィック』シリーズで世界的人気を誇ります。
サルマ・ハエック(1966年):メキシコ出身の女優。映画『フリーダ』などで高い評価を受け、ハリウッドで活躍しています。
ゼッド(Zedd)(1989年):ドイツのDJ、音楽プロデューサー。グラミー賞受賞歴を持つ、世界的な電子音楽のトップアーティストです。
伊藤博文(1841年):政治家。初代内閣総理大臣として近代日本の礎を築きました。(※旧暦:天保12年10月16日)
9月2日生まれのアニメキャラ
ボア・ハンコック(『ONE PIECE』):九蛇海賊団船長であり、世界一の美女と称されるキャラクターです。
マイン(『アカメが斬る!』):ナイトレイドに所属する、勝気な性格の天才スナイパーです。
如月恋(『ツキウタ。』):2月担当ですが、設定や関連イベントで9月の誕生日の話題に上ることもある、明るいムードメーカーです。
真壁瑞希(『アイドルマスター ミリオンライブ!』):独特のテンポと言葉選びが魅力の、感情表現が苦手ながらも一生懸命なアイドルです。
9月2日のバースデー情報
誕生日を迎える人にとって、その日を象徴する花や石、色は自分自身を表現する大切なキーワードとなります。
9月2日の誕生花と花言葉
チューベローズ(月下香)
夜になると甘く濃厚な香りを放つことから、和名では月下香と呼ばれています。
花言葉は「危険な快楽」や「冒険」です。
その魅惑的な香りから、官能的なイメージを連想させる花として知られています。
黄色のマリーゴールド
太陽のように明るい黄色の花びらが特徴的な、非常に丈夫な植物です。
花言葉は「健康」や「下品な心」といった、対極的な意味を持っています。
一方で「嫉妬」という言葉もあり、贈る際には相手への配慮が必要な場合もありますが、その輝きは生命力に満ち溢れています。
9月2日の誕生石と石言葉
グレー・パール(灰真珠)
落ち着いた深みのある輝きを持つグレー・パールは、大人の品格を象徴する石です。
石言葉は「誠実」「富」「忍耐」です。
困難を乗り越え、内面から輝きを放つような人を守護する力があると信じられています。
9月2日のバースデーカラーと誕生色
アッシュローズ
灰がかった落ち着きのあるバラ色で、洗練された印象を与える色です。
特徴は「人望があり、周囲を明るくする人」とされています。
色言葉は「思いやり」や「知性」であり、冷静さと優しさを兼ね備えた人物像を映し出しています。
9月2日は何座?星座情報
9月2日生まれの人は、おとめ座(乙女座)に属します。
おとめ座は「土」の属性を持ち、守護星は知性を司る「水星」です。
この日に生まれた人は、非常に緻密な分析力を持ち、物事を整理整頓することに長けている傾向があります。
また、控えめながらも強い責任感を持ち、周囲の人々を細やかにサポートする能力に秀でています。
完璧主義な一面がストレスを招くこともありますが、その誠実さは多くの人から信頼を寄せられる理由となっています。
【まとめ】9月2日何の日?振り返り
9月2日は、過去から現代に至るまで、多様なレイヤーの出来事が積み重なった、非常に内容の濃い日です。
歴史的には、第二次世界大戦が正式に幕を閉じ、世界が新たな平和への一歩を踏み出した、極めて重い意味を持つ日でもあります。
その一方で、「宝くじの日」や「グミの日」といった、日常を少し彩ってくれるような楽しいイベントも豊富に用意されています。
キアヌ・リーブスや林修といった、各界で強烈な個性を放つ人物たちの誕生日であることも、この日の持つエネルギーを感じさせます。
今日という日を、歴史への敬意を払う日とするか、あるいは自分の好きなグミを楽しむ日とするか、それはあなた次第です。
この記事が、9月2日という1日をより深く知るための一助となれば幸いです。